タイに新しい日本の味、合弁会社「SINGHA GARDEN」設立へ

タイに新たにオープン予定の「SINGHA GARDEN」

この度、株式会社ガーデンがタイのSingha Corporationの完全子会社であるS Star Holdingと合弁契約を締結しました。そして新たに設立される合弁会社「SINGHA GARDEN」が、タイのバンコクに進出することが決定しました。この合弁会社は、2025年11月に設立され、2026年春には「山下本気うどん」の1号店をオープンする予定です。将来的には、3年間で5店舗の出店を目指す計画です。

合弁契約の概要と意義

合弁契約の調印式には、BOON RAWD BREWERY CO., LTD.のナイヤノブ・ピロムパクディー氏や、日本国大使館の大使・大鷹正人氏も出席しました。大鷹氏からはタイ市場の可能性についても祝辞があり、多くのメディアがこの新しい取り組みを注目しています。

株式会社ガーデンは、創業以来12社以上の企業再建を成功させてきた実績があり、「山下本気うどん」や横浜家系ラーメン「壱角家」など、現在は11ブランドの飲食店を運営しています。この取り組みの一環として、海外進出が重要な戦略の一つとされています。

タイ市場への進出背景

特に東南アジアではうどんの人気が高まっており、タイはその中でも魅力的な市場とされています。ガーデンは、日本国内での成功を基に、タイのネットワークやマーケティング機能を活かし、タイ国内に「プレミアム讃岐うどん」の認知を広めることを目指しています。これは単なる出店ではなく、タイにおける日本の食文化の深化を目的としています。

SINGHA GARDENの事業内容

「SINGHA GARDEN」は、タイバンコクを拠点に「山下本気うどん」の店舗を運営します。日本の伝統的なうどんの味を再現し、高品質な小麦を用いた自家製のうどんと、こだわりの出汁を提供します。また、夜の時間帯にはお酒とのペアリングも楽しむことができ、さまざまなシーンで利用されることを想定しています。

山下本気うどんの魅力

「山下本気うどん」は、2012年に目黒駅近くにオープンした讃岐うどん専門店です。オーナーであるインタビューマン山下氏がこだわり抜いたこの店では、厳選された小麦を使用し、店内で製麺した自家製うどんを提供しています。しっかりとしたコシと風味が特徴で、多くのファンに支持されています。

全国に20店舗を展開しており、今後もさらに多くの店舗を開く予定です。その一環として、タイでもその品質を披露し、多くの現地の方々に楽しんでいただけるよう努めます。

株式会社ガーデンの今後の展望

株式会社ガーデンは、今後も積極的な海外展開や新店舗のオープンを目指していきます。「人々が幸せで笑顔になれる空間を提供する」という理念のもと、食を通じての価値提供に注力し、さらに成長を続けていくことでしょう。ガーデンの挑戦は、これからも多くの人々に届くことでしょう。タイの市場での成功を祈りつつ、新しい日本の味が世界に広がっていくことに期待が高まります。