Wizとクライド、デジタルサイネージに新たな風を
2023年、株式会社Wizが東京都渋谷区に本社を置く株式会社クライドとの間で販売代理店契約を締結した。この連携は、デジタルサイネージ「VIFT」とWizが展開する多様なサイネージサービスを組み合わせ、ビジネスシーンでの情報発信を加速することを目的としている。
デジタルサイネージ市場の成長
デジタルサイネージは、設置される場所や利用者層に応じた特性を持ち、広告のニーズがますます多様化している。Wizは、この市場の成長を受けて、より多様な仕掛けやメディアのネットワークを強化していく。その一環として、デジタルサイネージのトップベンダーであるクライドとの提携が実現した。これにより、Wizの提供するFC(フロサウナTV)、DR(ドクタールームサイネージ)、LV(レブナイズビジョン)といったサービスを活用し、包括的なサイネージソリューションの提案が可能となる。
Wizのサイネージ事業
Wizのサイネージは、屋外や店頭、公共空間など、様々な場所で活用される。特にWizが手掛けるフロサウナTVやドクタールームサイネージは、特定のニーズに応えるべく開発されており、情報の効果的な発信を実現している。今後、これらのサービスをさらに充実させ、多様な場所での広告展開を目指している。
VIFTの特長
クライドによる「VIFT」は、主要都市のオフィスビルに配されたデジタルサイネージで、ビジネスパーソンの動線上にさまざまな情報を提供する。エレベーター、執務室、休憩室、トイレなど、幅広い場所に設置され、広範な社員層に情報を届けることが可能なため、特にBtoBマーケティングに最適なサービスとなっている。クライドは、これを活かして新しい広告手法やコンテンツの提供に努めている。
今後の展開
Wizとクライドの連携は、オフィス業界全体の成長を促進する期待が寄せられる。両社は、今後メディア同士の掛け合わせや連動型プロモーションを展開し、独自のチャネルを活かした新たなビジネスモデルを模索していく。また、これを契機にオフィス業界への影響力をさらに高め、マーケットシェアの拡大を目指していく。
株式会社クライドについて
株式会社クライドは、2017年に設立されたIT企業で、「BtoB領域 × テクノロジー」をテーマに、革新的なマーケティング手法やエンジニアリソースの提供を行っている。同社の強みは、デジタルサイネージ事業やメディア開発であり、今後の成長が期待されている。
株式会社Wizについて
Wizは、ITを駆使して日本社会の課題解決を目指す総合商社であり、DX支援や地域活性化に取り組んでいる。多彩な商品群と販売網を活かして、新しい価値を創出するビジネスモデルを追求し続けている。
この契約を機に、Wizとクライドの相乗効果でデジタルサイネージ市場にさらなる活気が郵送されることが期待され、今後の動向から目が離せない。