シェイプウィン、男性育休支援を強化
シェイプウィン株式会社は、積水ハウスが運営する「IKUKYU.PJT」に2年連続で賛同したことを発表しました。このプロジェクトは、男性が育児休業を取得しやすい環境を整えることを目的としています。
「IKUKYU.PJT」の背景と目的
「IKUKYU.PJT」は、2019年から開始された男性育休に関するプロジェクトで、今年の9月19日は「育休を考える日」として定められています。この日を機に、男性が育休を取得することの重要性を広めています。昨年は過去最多の154社・団体が賛同し、Web動画やSNSを活用したキャンペーンを展開し、その必要性を訴えてきました。
男性育休取得率の現状
2023年に厚生労働省の調査が発表され、男性の育児休業取得率が初めて30%を超えました。しかし、数値が伸びる一方で、職場における「気兼ね」やキャリアに対する不安感が根強く、未だに多くの課題が残る状態です。このような現状から、企業文化の変革が急務とされています。
シェイプウィンの取り組み
シェイプウィンでは、男性育休を推奨するだけでなく、取得後もキャリアをしっかりと積める環境づくりを進めています。具体的な取り組みとしては、育休取得を際する制度を整えるだけでなく、そもそも復職がしやすい支援制度の改善にも力を入れています。
働きやすい制度設計
社員からのフィードバックを重視し、以下のような制度を設けています:
- - 短時間正社員制度:家庭の事情やライフステージに合わせて、柔軟に働ける制度を確立。
- - フルフレックス&リモートワーク:時間や場所に捉われない働き方を可能にし、全社員が利用できるようにしています。
- - 中抜け制度:育児行事や送迎に対応できるよう、勤務時間の柔軟性を持たせています。
- - 成果重視の評価制度:勤務時間ではなく、業績や姿勢に基づいた評価制度を導入。
これらの施策により、現在では半分以上の社員が育児と仕事を両立し、活躍しています。今後もシェイプウィンは、育児とキャリアを両立させる支援を続ける方針です。
終わりに
シェイプウィンのこれらの取り組みは、社会全体の男性育児参加を促進し、働き方の多様性を広げる可能性を秘めています。育児と仕事の両立を目指すと思っている方々へ、シェイプウィンのモデルは大いに参考になるでしょう。今後の展開に期待が高まります。