株式会社wesionaryTEAMがDX認定事業者に認定
株式会社wesionaryTEAM(本社:東京都渋谷区)が、経済産業省の「DX認定事業者」に認定されたことが発表されました。この認定は、企業がデジタル技術を活用した事業変革に向けた取り組みを行っていることを示す証です。
DX認定制度とは?
デジタルトランスフォーメーション(DX)は、現代のビジネスにおいて重要な要素となっています。経済産業省が定める「DX認定制度」は、企業が自社のDX推進に向けた準備が整っているかを評価し、認定を行う制度です。この認定を得ることで、企業は顧客や取引先に対して、自社のDXに対する真剣な取り組みを示すことができます。認定は、経済産業省の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)による厳格な審査の後に行われ、その有効期間は2年間です。
認定取得の背景
当社は「共創があたりまえの社会へ」というビジョンのもと、お客様との協力を通じてインパクトのあるプロダクトの開発に取り組んできました。この度の認定取得は、我々の長年のすばらしい取り組みと、自社業務のDX化への取り組みを改めて認めていただいた結果であり、今後も透明性を持ってDX推進を続けていく所存です。
自社業務のDX化がもたらす価値
自社業務のDX化は、プロダクト共創事業において非常に重要です。業務の成熟度が顧客価値に直結するため、非効率的なプロセスでは顧客に最高の体験を提供することが困難です。当社では業務を6段階の成熟度レベルで評価し、継続的な改善に取り組んでいます。これにより、業務プロセスの一貫性、効率性、予測可能性、品質管理、ナレッジマネジメントを通じてお客様に高い価値を提供できるようになります。
7つの領域での成熟度向上に取り組む
私たちのDX化の方針は、プロダクト共創事業を「課題定義と検証」「開発準備」「プロジェクト管理」「システム開発」「プロダクトとシステムの品質」「プロダクトとシステムの運用」「組織システムと運用」の7つの重要な領域に分け、各領域での成熟度向上に注力しています。このプロセスをPDCAサイクルで回し続けることで、業務の継続的な改善を実現していく目標を掲げています。
具体的な取り組み事例
当社で行っている自社業務のDX化として、いくつかの具体的な取り組みが挙げられます。
事例1: FigmaのUI自動翻訳プラグインの開発
社内プロダクトのUIを日本語と英語の両方で制作する必要があったため、従来のプロセスに多くの手間がかかっていました。そこで、AIを活用した自動翻訳プラグインを独自に開発。社内デモでは高い評価を得ており、今後一般公開を予定しています。
事例2: Slack自動翻訳プラグインの開発
Slack上でのメッセージ翻訳の手間を軽減するため、翻訳を自動化し、全てのメンバーが確認できるプラグインを実装しました。この取り組みにより、社内のコミュニケーションの質が劇的に向上しました。
事例3: タスク管理・進捗レポートの自動化
タスク管理の負担を減らし、プロジェクトの進捗状況が一目でわかる報告を自動化しました。これにより、担当者は本来の業務に集中できる環境が整いました。
事例4: 案件判定プロセスの標準化・効率化
新規プロジェクトの評価基準とルールをもとにAIを活用した判定支援システムを構築。より一貫性のある判定が行えるようになりました。
今後の展望
今回の認定を契機に、さらなる業務の効率化と成熟度向上に取り組んでいきます。また、お客様のDX推進支援にも幅広い知見を活かし、より高い価値の提供を目指しています。私たちは新規事業開発や業務プロセスの最適化に関する相談を常に受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
会社概要
株式会社wesionaryTEAMは、東京都渋谷区に本社を構え、2020年に設立されました。プロダクト開発を中心に、システム開発やDX推進に取り組んでいます。この取り組みを通じて、社会に向けた価値の提供を続けていきます。ウェブサイトは
こちらです。
本記事に関するお問い合わせは、当社の事業共創部までお気軽にご連絡ください。