STUDIO ZERO代表が武蔵野美術大学で新たな挑戦
2025年4月1日付けで、STUDIO ZERO(スタジオゼロ)の代表である仁科奏が、武蔵野美術大学のソーシャルクリエイティブ研究所(RCSC)の連携研究員に就任することが発表されました。これは、STUDIO ZEROが目指す産業と社会の変革に向けた重要なステップとなります。
武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所とは
武蔵野美術大学のRCSCは、2019年に開設され、社会問題の解決や新たな人類価値の創造を目指す都市型のオープンイノベーションクリエイティブハブです。ここでは、行政サービスやデザイン教育、ライフスタイルの未来をデザインするための様々な取り組みが行われています。
1. 日本をデザインする
RCSCは、「Designing Japan」をビジョンに掲げ、日本において未だデザインされていない様々な分野に新しいプロジェクトを立ち上げ、行政活動や地域のあり方を再構築します。
2. これからのデザイン教育
「Design Education for Everyone」の理念のもと、デザインはもはやデザイナーだけの特権ではありません。市民やビジネスパーソン、学生など、すべての人に向けたデザイン教育を展開し、より多くの人々がデザインに関与できる環境を作り出します。
3. ライフスタイルデザイン
「Designing the Future Life」では、現代のライフスタイルやコミュニケーションの変革、働き方の新しいモデルに着目し、新たな社会ビジョンを描くことを目指しています。
仁科のビジョンと研究の重要性
仁科は今回の就任に際し、「教育機関との連携はスタジオゼロにとって非常に重要な挑戦領域です」と述べています。RCSCとの共同研究を通じて、民間企業や自治体の現場で得た知見をもとに、社会実装へ貢献していく意向を表明しました。これは、産官学の連携を深め、新しい価値を社会に提供するための大きな挑戦です。
また、関係人口の創出や事業変革に向けた取り組みが、これからのデザインにおいて必須であることを強調し、多様なバックグラウンドを持つ研究者やデザイナーとのコラボレーションを通じて、イノベーションを加速していきたいと考えています。
関連プロジェクトへの展望
仁科の就任は、武蔵野美術大学とのさらなる連携を意味し、既に「カルチャーシフト・デザイン研究所」の設立など、具体的なプロジェクトも進行中です。これにより企業のカルチャー変革に寄与し、次世代のデザイン教育を模索する場としての役割も期待されています。
STUDIO ZEROは、今後もその活動を通じて、社会全体に新しい価値を提供するための挑戦を続けていくことでしょう。