高精度レーザー技術
2025-09-16 13:58:20

高精度レーザー技術の新たなパートナーシップ、株式会社日本レーザー出発

高精度レーザー技術の新たなパートナーシップ、株式会社日本レーザー出発



株式会社日本レーザーが、米国のPhotonics Industries International, Inc.(以下、Photonics Industries社)製の高精度レーザーの取り扱いを開始しました。これは、ナノ秒からピコ秒という広範囲なパルス幅に対応するレーザー加工ソリューションであり、微細加工から大量生産に至るまで、さまざまなニーズに応えることが可能です。

Photonics Industries社とは


Photonics Industries社は、1993年の設立以来、内部共振型高調波技術を用いた高性能レーザーを数多く開発してきました。主に産業用途や医療用の微細加工、切断、マーキングなどに使用されるレーザーを提供しており、世界中で数千台以上の出荷実績を持っています。高精度で高効率、信頼性のある製品を通じて、先端産業の要求にも応えています。

Photonics Industries社レーザーの特長


Photonics Industries社のレーザーは、以下の特長を持ち、さまざまな用途に応じたソリューションを提供しています。

  • - 高出力・高効率: スループットの向上と安定した稼働を実現。
  • - 高精度微細加工: 半導体や医療、光学部品などの精密用途に最適です。
  • - 豊富な製品ラインアップ: 加工対象や条件に合わせて、最適なレーザーを選択できます。

主な取り扱い製品ラインアップ


1. RXシリーズ(ピコ秒レーザー): IR、グリーン、UVに対応し、最大250Wの高出力を実現。微細加工やLIDARなどの研究用途に適しています。
2. DXシリーズ(ナノ秒レーザー): 短パルスと長パルスを取り扱い、微細加工や熱加工、ディスプレイリペアなど多様な用途に対応。
3. DPシリーズ(高エネルギーナノ秒レーザー): 最大50mJのパルスエネルギーを発揮し、多波長選択・ブレンド機能を備え、産業や科学分野にも活用可能です。
4. DCシリーズ(YLFナノ秒レーザー): 351/527nmに対応し、FPDリペアや高エネルギー加工に最適。
5. DXGシリーズ(DUV空冷レーザー): 266nmの深紫外レーザーを空冷設計で実現し、外部チラー不要のコンパクトな設計です。
6. DMシリーズ(UVマルチモードレーザー): 351nmに対応し、広いスポット径を活かしたマルチモード設計で、半導体アニーリングやウェハ加工に最適。

この新たなパートナーシップを通じて、株式会社日本レーザーは、先端技術を活用した高品質な製品とサービスを提供することに努めてまいります。レーザー加工に関心のある方々には、この機会にぜひ製品の特長や導入に関するご相談をお待ちしております。今後とも、さらなる技術の向上と顧客サービスの充実を目指していきます。


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