次世代ERP『Claudio Neo』が業務改善の新たな可能性を提供
東京・中央区を拠点にする株式会社クラウディオが、新たに展開する次世代ERPソリューション『Claudio Neo』を、2025年6月17日から正式に提供開始します。この革新的なシステムは、従来のERPに低コストで業務改善アプリを組み合わせることで、誰もが使いやすさを実感できるソリューションを実現します。
課題から生まれた『Claudio Neo』の意義
従来型のERP導入は、しばしば企業が抱える実際の業務要件を完璧に反映できないことがあります。特に中小企業にとって、導入前の要件定義は大きな負担となるため、実際の業務にうまく適合しないケースが多いです。高額なコストをかけても、運用に課題が残ることもある中で、企業が真に必要とする機能は一体何なのか、明確になることは困難でした。
そこで『Claudio Neo』は新たにアドオンパックを追加し、業務に必要な機能を「5機能」「10機能」「15機能」といったパック形式で選択できるようにしました。これにより、導入時のコストの透明性を高め、企業が感じる業務改善のハードルを一段と下げることが期待されます。
『Claudio Neo』の特徴と利点
『Claudio Neo』は、アジャイル開発やクラウド環境、生成AIを融合させた非常に柔軟なソリューションです。特に、「市民開発」という新しいアプローチにより、現場の従業員がノーコードやローコードで自らアプリを作成・改善できる仕組みを持っています。これにより、導入後も徐々にビジネスの進化に合わせた調整が可能になります。初期導入の時点から当社のエンジニアが支援し、企業内での自主的な業務改革を促進します。
また、アドオンパックでは、Microsoft 365との連携や独自の業務機能の追加、外部システムとの連携など、様々なニーズに応じた拡張が可能です。多様な業務要件に応じて自社のシステムを構築していける点が、大きな魅力です。
価格体系について
『Claudio Neo』の基本導入プランは、従業員数15名以下で98万円(税別)、16〜100名で298万円(税別)と非常にリーズナブルです。また、アドオンパックは機能の数に応じて選択可能で、価格はそれぞれ300万、500万、700万円(税別)となっています。これにより、コストを明確に把握しやすくなり、企業の無駄な出費を防ぐことができます。
今後の展開と展望
今後は『Claudio Neo』の機能をさらに充実させ、生成AIとの連携も強化する計画です。業界ごとのテンプレート提供を進めることで、さらなる業務改革が見込まれています。『Claudio Neo』は、もはや単なるERPであることを超え、企業の新しい業務改善のプラットフォームとして進化していくことでしょう。
代表からのメッセージ
代表取締役の石川正明は、「ERPのハードルを下げ、日本の業務DXをもっと前進させる」と語っています。この新しいアプローチにより、業務改善は外注ではなく、企業自身が主体的に取り組むべきだと考えています。『Claudio Neo』を通じて、企業が自ら変化を起こす力を持つ社会の実現を目指しており、今後の展開に期待が高まります。