音楽活動を活かす新しい採用方法「バンドマン採用」
システムコンサルティング会社のシステムアイが、2023年の新卒採用に向けて新たに「バンドマン採用」を始めます。この取り組みは、音楽活動やバンド経験を通じて培ったスキルや価値観を重視し、これまでの学歴や書類審査を排除する新しい形の人材選考方法です。この施策により、音楽を通じての経験をビジネスの現場で活かすことが期待されています。
バンドマン採用の概要
この「バンドマン採用」は、バンド活動を通じ得た様々な経験を評価する独自の採用方法です。応募者は学歴不問で、書類審査を経ずにたった二回の面接を経ることで内定を得ることができるのです。音楽に情熱を持つ方にとって、まさに新しいチャンスが広がっています。
採用の背景
バンドマン採用は、システムアイの代表がかつてバンドを組んでいたことから発想を得たものです。バンド活動がもたらす協調性や創造力、発信力はビジネスの現場においても非常に重要とされており、そのスキルが大いに活かされると考えられています。また、近年の中途採用市場の厳しさを踏まえ、2026年度の卒業生の採用目標を前年の2倍となる20名に増やすことも発表されています。
どんな能力が求められるのか?
バンド経験者が持つとされる特性や能力には以下のようなものがあります:
- - 巻き込み力・推進力:メンバーを引き入れ、共通のゴールに導く力。
- - 調整力・コラボレーション力:意見の異なるメンバーの良さを引き出し、まとめる力。
- - 創造力:新しい作品を生み出す力。
- - 探究心:一つのことを深く追求する姿勢。
- - 発信力:自らのバンドや音楽を広める力。
これらの能力は、業務に応用することができ、音楽とビジネスの共通点を見出すことができるとシステムアイは自負しています。
代表の想い
システムアイの代表は、「音楽活動で培った経験をしっかり評価したい」と話しています。演奏技術に関わらず、音楽活動を通じて成し遂げたことに焦点を当てていきたいと語り、選考プロセスの透明性も強調しました。バンド活動を経験してきた方にとって自身の過去が評価される場となります。
社員の体験談
実際にシステムアイで活躍する社員たちもバンド経験があり、彼らはその体験を現在の仕事に生かしています。例えば、中学時代からギターを独学で習得したエンジニアは、スキルを身につけていく過程がプログラミングに似ていると感じています。また、大学時代にバンドでベースを担当していた社員は、独りの練習とチームでの協力が両方求められる点がIT業界でも大切だと説明しています。
応募方法と選考プロセス
音楽活動の経験がある方でITエンジニアに興味のある方は、特設サイトでエントリーを行ってください。説明会を経て、選考へと進みます。リモート参加も可能で、演奏実演を希望する方は面接時に実施することもできるそうです。これまでの経験を活かし、新たな挑戦をしてみたい方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか?
システムアイでは多様な背景を持つ人材との出会いを通じて、さらなる成長を目指しています。音楽を通じて得た経験をもつ皆さんにとって、魅力的なチャンスとなることでしょう。