地図整備の進化
2025-12-11 11:33:25

地図整備の新時代到来!SAR衛星とAIの連携で効率化と品質向上を実現

地図整備の新時代を迎えるジオテクノロジーズとスペースシフト



ジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、社長:八剱洋一郎)と株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、社長:金本成生)が、新たな地図整備の取り組みを進めています。両社は、SAR衛星データを活用し、地図における建物の変化を抽出することで、地図整備業務の効率化と品質向上を図っています。この協業により、ジオテクノロジーズの地図整備における建物の更新率は、従来の1.8倍という驚異的な向上を遂げました。

地図整備の背景にある課題



ジオテクノロジーズは、日本全域の広範囲にわたる地図整備業務を行っており、これには膨大な衛星画像などのデータを利用します。しかし、調達したデータには変化のない地域も多く、整備業務に直接役立たないケースがよくあります。そのため、変化の有無を確認し、効率的に整備対象を特定することが求められています。

画期的な協業の始まり



スペースシフトは、独自の建物変化検知AIを開発し、2022年からジオテクノロジーズとの協業を開始しました。最初は一部地域における技術実証から始まり、その後も継続的なディスカッションを重ね、2023年9月には日本全国の4分の1の地域を対象にした大規模な実証実験を行いました。これにより、業務効率の改善が確認され、2024年度からは正式に建物変化点抽出ソリューションが導入されることになりました。

ソリューションの導入とその効果



新たなソリューションでは、SAR衛星が天候に左右されず安定したデータを提供します。このデータをスペースシフトのAI技術で解析することで、建物の新築や解体などの変化点情報を提供します。このプロセスにより、ジオテクノロジーズは地図整備に必要なリソースを効率的に最適化し、新たな整備フローを構築することが可能となりました。

具体的な効果としては、以下の3つが挙げられます:

1. 更新割合の向上
建物の更新割合が導入前の平均5.7%から、導入後は約10.1%に向上し、変化の多いエリアに対するデータの調達が可能に。

2. コスト削減
変化が多い地域を特定して衛星画像を調達することで、整備コストを13.2%削減しました。

3. 精度向上
客観的な指標に基づき更新対象エリアを選定することで、全国規模での地図更新業務の優先順位付けが可能となり、効率的な整備の実現に繋がっています。

未来の展望とさらなる連携



ジオテクノロジーズは、スペースシフトの事業共創プログラム「SateBiz」に参画し、今後も衛星データの新たな可能性を探求していきます。この協業を通じて、地図整備の分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、新しい価値を創出することを目指しています。

両社のコメントからもわかるように、効率的な地図整備の実現は、両社の協力によって可能になった大きな成果です。今後の展開が非常に楽しみです。顧客にとっても、より正確で信頼性の高い地図情報が提供されることになり、利便性の向上が期待されます。

会社情報



  • - ジオテクノロジーズ株式会社
設立:1994年
本社:東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス22F
公式サイト

  • - 株式会社スペースシフト
設立:2009年
本社:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階
公式サイト

地図の整備改革は、今まさに進行中です。地元の皆さんもぜひこの動きを注目し、未来の地図を見据えていきましょう。


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