液冷化の実現
2026-03-24 09:38:27

国産冷却アライアンスが目指すデータセンターの「液冷化」実現へ

データセンターの未来を変える国産冷却アライアンス



AIの進化に伴い、データセンターの冷却システムは根本的に変わろうとしています。特に、生成AIの普及により、高密度サーバーから発生する熱量は従来の空冷方式ではもはや対応できなくなってきており、液冷インフラの導入が急務とされています。このような背景から、株式会社カンネツ、ニデック株式会社、第一実業株式会社の3社が結集し、日本国内でのデータセンターの液冷化を実現するためのアライアンスを設立しました。

日本の技術を結集した「液冷実装ワンストップ体制」



このアライアンスの最大の特徴は、「液冷実装ワンストップ体制」を確立したことです。ニデックは、高密度サーバーの冷却に欠かせない冷却液分配ユニット(CDU)の製造において、世界最高の技術を誇ります。第一実業は、エネルギー基盤の整備から施工までを統括し、カンネツは冷却システムの精密な自動制御とシミュレーションを実施。これにより、設計から施工、実機導入前の検証までを一括で提供し、工期短縮と品質保証を両立させます。

環境性能の向上に向けた次世代ソリューション



このアライアンスは、環境性能にも配慮しています。生成AIの普及による電力消費の急増に対抗するため、業界最高水準の電力効率(PUE 1.1)の達成を目指します。また、水資源を消費しない「WUE Minimal」を実現する冷却ソリューションも併せて提案し、持続可能なインフラの構築に寄与します。

アライアンスにおける各社の役割



  • - ニデック株式会社: 世界トップクラスの冷却製品を提供。
  • - 第一実業株式会社: グローバルな調達力とトータルプランニングによる支援。
  • - 株式会社カンネツ: 高度なシミュレーション技術を駆使して実装前に問題解決。

日本のAIインフラの強化を目指して



現在、国内のデータセンターは多くが海外メーカーによるもので、保守やカスタマイズなどの課題が残されています。このアライアンスは、日本の精緻なエンジニアリング技術を結集し、安定したAIサーバーの運用を支えるための体制を整えています。特に、カンネツが提供するロードバンクを用いた事前のトラブルシューティングは、実装と稼働後の安定性を大幅に向上させることでしょう。

展示会とカンファレンス情報



このアライアンスが提案する詳細なソリューションは、2026年3月24日から25日にかけて東京都立産業貿易センターで開催される「Data Center Japan 2026」にて公開されます。展示会では、各社が連携した内容について、具体的な解決策を提言します。同時開催のカンファレンスでは、「止めないインフラへ:信頼性重視の水冷ソリューション」というテーマで、キーパーソンによる講演も行われます。

ぜひ、来場登録を行い、最先端の液冷技術を体験してください。


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