マシュー・ボウがAPAC & EMEA担当チーフ・エグゼクティブに任命
グローバル不動産総合サービスのリーダー、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は、2025年5月1日より、マシュー・ボウをAPAC(アジア太平洋地域)およびEMEA(欧州・中東・アフリカ地域)担当のチーフ・エグゼクティブに任命したことを発表しました。この人事は、両地域を統合した単一のオペレーションモデルを採用することで、成長を促進し、より質の高いサービスを提供することを目的としています。
ボウ氏は2017年からAPAC地域のチーフ・エグゼクティブとして組織を率いており、その経験をもとに新たな責務を果たしていきます。C&Wにおいての彼のキャリアは13年にわたり、同社のさまざまな要職を歴任、特に2011年のDTZ買収や2014年からのレガシー組織の合併において重要な役割を果たしました。さらに、PwC、Aviva、Orica、Leighton、UGLなど、多岐にわたる業界での経験も持つボウ氏は、今後ロンドンを拠点に両地域の事業成長を推進します。
今回の人事は、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドの経営戦略において重要なステップであり、コリン・ウィルソンがEMEAのチーフ・エグゼクティブを退任し、顧問としての役割を果たしながら新たなキャリアを築くことも発表されています。彼は29年間にわたり、特にEMEA地域に対して多大な貢献をしてきました。
新たに統合されたオペレーションモデルの利点として、以下の点が挙げられます:
- - 地域、セクター、サービスにわたるリソースの柔軟な優先順位決定
- - データやテクノロジーに関する統一戦略の策定
- - 地域を超えた優秀な人財の活用
- - ベストプラクティスの拡大を通じた販路拡大やセールス・イネーブルメントの促進
C&Wグローバル・プレジデント兼COO、アンドリュー・マクドナルドは、「マシューは30年以上にわたるビジネスの成功と成長の実績を持つリーダーです。彼のリーダーシップに期待し、クライアントへの成長とサービスの質向上を楽しみにしています」と述べています。
マシュー・ボウは、「各地域の強みを活かし、成長を加速させる絶好の機会と捉えています。クライアントに提供するアドバイスやサービスの質をさらに高めていきたい」とコメントしました。この新たな取り組みは、C&Wが提供するグローバル・コネクティビティと専門家へのアクセスが強化されることを意味しています。
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドの概要
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(NYSE: CWK)は、ニューヨーク証券取引所に上場しているグローバルな事業用不動産サービス会社であり、世界約60カ国、400拠点に約52,000人の従業員を擁しています。2024年の売上高は94億ドルを予測しており、施設管理、売買仲介、鑑定評価、テナントレップ、リーシング、プロジェクト・マネジメントなどの幅広いサービスを提供しています。「Better never settles」という理念の下、受賞歴のある企業文化が高く評価されています。さらなる情報は、公式ウェブサイト
www.cushmanwakefield.com をご覧ください。