FOODEX JAPAN 2025で発表される注目のフードトレンドとは？

FOODEX JAPAN 2025で予想されるフードトレンド

2025年3月11日から14日まで、東京ビッグサイトで開催される「FOODEX JAPAN 2025」は、アジア最大級の食品・飲料展示会として、世界中の食材やトレンドが集う場です。今年で50回目を迎える本展は、約90カ国からの80,000名の来場者を見込んでおり、特に注目されるのが今年のフードトレンドです。ここでは、その中でも強調される3つのトレンドを紹介します。

1. 食事を引き立てる「引き立てワイン」

今年のFOODEX JAPANでは、食事の豊かな味わいを引き立てる「引き立てワイン」が注目されています。イタリアやフランス料理だけでなく、日本食や軽めの料理にもぴったりなナチュラルワインや、低アルコール・ノンアルコールワインが選ばれる傾向にあります。これらのワインは、特に食事との調和が期待されています。本年度新設される「FOODEX WINE」エリアでは、450種類以上の多様なワインに出会え、ワインをテーマにした交流や試飲が楽しめます。

2. 手軽に楽しめる「プレミアム調味料」

コロナ禍以降、家庭での食事が増えた時期を経て、非日常の体験を手軽に享受することが求められています。ここから生まれたのが「プレミアム調味料」です。高級レストランの味を家庭で再現するこの調味料は、国際的なフレーバーを手軽に取り入れることが可能です。また、最近の健康志向の高まりを受けて、素材にこだわった低塩や豊富なフレーバーを持つプレミアム調味料も注目されています。

3. 進化を続ける「フローズンフード」

冷凍食品の技術革新も侮れません。食の安全や持続可能性に貢献するフローズンフードは、2023年において国内消費が1兆2,472億円を超え、成長を続けています。FOODEX JAPAN 2025では、フローズンフードの展示エリアが過去最大規模で展開され、多様な企業が参加します。冷凍技術の進化によって、より美味しく便利な食品が続々と登場しています。

新登場の「SAKE JAPAN」

また、FOODEX JAPAN 2025では、日本酒の魅力を伝える「SAKE JAPAN」も展開されます。これは、海外市場における日本酒の需要を後押しし、新たな飲み方やペアリング体験を通して国内外での日本酒の人気を高めることを目指しています。約20の酒蔵が集まり、ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統的な技術を活かした商品が紹介されます。

このように、FOODEX JAPAN 2025では最新のトレンドや注目の商品が集まります。食品業界関係者のためのビジネスチャンスとして、交流や試飲を通じて新たな出会いを楽しむことができる場でもあります。ぜひこの機会をお見逃しなく、最新の食品シーンを体感してみてください。参加には事前の登録が必要なので、公式サイトからお申し込みをお忘れなく。