オーストリアの女性醸造家が彩るスパークリングワイン
2026年7月から、株式会社アルカンがオーストリア・ワインフィアテル産の「ロートリシエンヌゼロ・ドザージュ2018」を発売します。このワインは、女性醸造家マリオン・エブナー・エベナウアー氏によって作られ、彼女はこのワインに特別な思いを込めています。その背景を探ってみましょう。
エブナー・エベナウアーのこだわり
エブナー・エベナウアーは、オーストリアの風土を最大限に表現したゼクト(スパークリングワイン)を生み出しています。そのなかで特に注目すべきなのが、「ロートリシエンヌ」です。このワインは、オーストリアの土着品種のツヴァイゲルト、ヴェルシュリースリング、サンクト・ラウレントを使用して作られ、それぞれがオーストリアのフラッグカラーを象徴しています。
その名もフランス語の「ロートリシエンヌ」は、「オーストリアの女性」を意味し、オーストリアとフランスが融合する象徴的なワインとして、多くの人々に愛される存在です。マリオン氏は「私たちのワインは、オーストリアのテロワールとフランスの美しい製法の集大成です」と語ります。
ゼロ・ドザージュの美学
「ロートリシエンヌゼロ・ドザージュ」は、補糖をせずにその年のブドウの個性をそのまま表現しています。特に2018年のものは、暖かく開放的なヴィンテージで、リート・アルテ・ゲリンゲンという石灰質土壌に育つ約70年の樹齢のブドウたちが持つ素晴らしさを引き出しています。グラスに注がれた瞬間、その果実味の澄んだ味わいと深みが広がります。
彼女は「かつては内気だったこのワインも、今や多くの空気を必要とする美しさを持つようになった」と語ります。それが、マドモアゼルのような親しみやすさを与えているのです。
テイスティングコメント
テイスティングを行うと、その心地よい泡立ちとともに、スパイスやライムピールのようなエキゾチックな香りが漂ってきます。さらに、背後にはヘーゼルナッツのリッチなニュアンスが隠れており、全体としてなめらかでありながらも生き生きとした味わいが楽しめます。これを感じることができるのは、まさにエブナー・エベナウアーの魅力です。
このワインは、2018年に行われたリリースの後、フランスのレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」でスパークリング・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。また、ワイン評論家ロバート・パーカーからもその品質の高さを称賛されています。
今後の展開
エブナー・エベナウアーのワインは、2026年12月にはオーストリア航空のビジネスクラスワインにも選定される予定です。これにより、国際的な舞台でもその評価が高まることでしょう。マリオン・エブナー・エベナウアー氏が手がけた「ロートリシエンヌゼロ・ドザージュ」は、ぜひとも楽しんでみたい一本です。
今回紹介した「ロートリシエンヌゼロ・ドザージュ」は、16,000円(税抜)の希望小売価格で販売され、ホテルやレストラン、ワインショップなどで手に入ります。あなただけの特別な瞬間に、この優雅なワインをぜひお試しください。