肺がん患者の声に寄り添うJohnson & Johnsonの「Value of Time」キャンペーン第2弾

Johnson & Johnsonの「Value of Time」キャンペーン

Johnson & Johnson（J&J）が展開している「Value of Time」キャンペーンは、肺がん患者とその家族が共に過ごす意義を深く考えるきっかけを提供しています。本キャンペーンは、患者が大切な時間を大切にしながら、より良い治療法を模索する姿勢を支援することを目的としています。今回はキャンペーンの第2弾として、特に重要な調査結果を発表しました。

調査結果の概要

今年の7月、J&Jは肺がんのステージIIIB～IVまたは術後再発と診断された患者188人を対象に、初回治療における価値観について調査を行いました。この調査により、患者がどのように治療法を選択し、家族と過ごす時間を大切にしているかが明らかになりました。

初回薬物治療で重視されること

調査結果によると、初回薬物治療を決定する際、約45％の患者が「生存期間を延ばすために、効果が期待できる治療を受けたい」と回答しました。さらに、家族との時間を重視する声も多く、40％の患者が「家族や大切な人と多くの時間を過ごしたい」と答えています。これにより、治療選択には生存期間の延長や家族との時間を重視することが不可欠であることが分かりました。

環境により変化する価値観

また、治療を開始した後の患者の価値観を調査した結果、52%が「家族との時間を大切にし、前向きに生きたい」と声を揃えました。今回の調査では、患者が効率的に治療法を選ぶためには、医師とのコミュニケーションが極めて重要であることも確認されました。シェアード・ディシジョン・メイキング（SDM）の実施が、患者の治療満足度を高めることにも寄与していることが示されています。実施度が高い群の満足度は8.4点（10点満点中）であり、低い群は6.1点という差がつきました。

患者の想いを聞かせる重要性

NPO法人肺がん患者の会「ワンステップ」理事長の長谷川一男氏は、「私たち患者にとって、長く生きるだけでなく、どのように大切な時間を過ごすかが重要だ」と述べ、患者の思いや価値観を医師に伝えることで納得のいく治療法選択につながることを強調しました。家族や大切な人と過ごす時間の重要性が調査結果からも如実に表れ、患者が自らの価値観に従った治療選択をする必要性が強調される結果となりました。

自分に合った治療法を選ぶために

J&Jは、今後も患者が自分自身の治療選択を充実させる手助けをするための情報提供を続け、自らの意志を持って医師と鹿立的に治療について話し合うことを促進する活動を展開していく方針です。家族や大切な人とのかけがえのない時間を実現するため、ぜひ患者自身が自らの治療や希望を医師にしっかり伝えることが重要です。

動画も公開

今回のキャンペーンでは、患者が家族との時間の大切さを感じられる映像も公開しました。この動画では、患者が日々の中で何が最も大切かを考え、自分のライフスタイルや想いを振り返る様子が描かれています。また、健康を維持するための治療方針を医師と共に検討する重要性も伝えられています。

J&Jの「Value of Time」キャンペーンは、単に治療を提供するだけでなく、患者が自分自身の人生を最大限に活かせるような取り組みを進めています。今後も、さらなる患者支援や情報発信を行うことで、肺がん患者が希望と共に生きる手助けをしていく所存です。詳細な情報はこちらのページをご覧ください。