初動時の戸惑いを解消する新サービス「IncidentMap」
最近、予期せぬ災害が発生した際には、迅速で的確な初動が求められています。このような状況において、情報の不備や判断の迷いが大きなリスクを生むことがあります。そんな課題を解決するために、株式会社レスキューナウが新たなサービス「IncidentMap(インシデントマップ)」のBeta版をリリースしました。
この「IncidentMap」は、災害発生時に関係者が直面する迷いを解消し、スムーズな対応を実現することを目的とした危機管理情報サービスです。具体的には、3つの機能を持っています。
1. 知識がなくても安心の通知機能
災害が発生すると、迅速に情報を集めることが難しくなります。「IncidentMap」では、影響がある拠点が特定された際に、自動的に初動対応メンバーに通知が送信されます。この機能により、情報を探す時間を短縮し、組織全体が一致した動きで初動を開始できます。
2. 判断をサポートする行動提案機能
次に注目すべきは、行動提案機能です。この機能では、災害発生時にその状況に応じた最適な対応策を提案します。経験が少ない担当者でも「対応のヒント」を参考にすることで、即座に判断することが可能です。これにより、対応精度が向上し、属人化の解消にも寄与します。
3. 影響範囲をリアルタイムで把握
また、災害発生後にリアルタイムで影響エリアをマッピングする機能も魅力です。発表されたエリア内の拠点が瞬時に抽出され、一目で影響範囲を把握することができます。これにより、次の対応判断を迅速に行動に移せるようになります。
対象となる組織とは?
「IncidentMap」は、多拠点を有する企業や、公的な機関での利用が特に推奨されます。これまで時間を要していた影響把握や、担当者の経験に頼った対応から脱却したいと考える組織に最適です。また、現場や他の部署との情報共有を円滑に行いたい組織にとっても強力なツールとなるでしょう。
無償評価利用も募集中
さらに、インシデントマップのBeta版は8月末まで、無償での評価利用を受け付けています。興味のある方は、レスキューナウの公式サイトで詳細をご確認いただき、ぜひご参加ください。利用者の声を反映しながら、サービスのアップデートも進めていくとのこと。また、レスキューナウでは、今後も危機管理のニーズに応じたサービスの提供をお約束しているといいます。
会社情報
株式会社レスキューナウは、東京都品川区に本社を置き、危機管理に関する様々なサービスを展開しています。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
この「IncidentMap」を利用することで、組織が災害時に迅速かつ的確に行動できる環境が整うことを期待しています。