熊本県産材「KUMA WOOD」を活用した「PACO」で地域復興を支援
株式会社スペースエージェンシーが展開するユニット型住宅「PACO」は、熊本県産の木材「KUMA WOOD」を利用して石川県輪島市で地域復興を行っています。この取り組みは、昨年発生した能登半島地震により仮住まいを余儀なくされた多くの住民を対象とした支援を目的としています。
地域の復興への取り組み
令和6年1月に発生した能登半島地震は、石川県に深刻な影響を与え、数多くの人々が避難生活を強いられている現状があります。この状況に対し、スペースエージェンシーは迅速に対応し、ユニット型住宅「PACO」を利用した仮設施設の提供を始めました。
これまでに、のと里山空港近くに40棟の復興支援者向け宿所、輪島塗の復興支援としては47棟(2024年9月に30棟、10月に17棟を予定)を設置し、支援活動を進めています。
KUMA WOODの素材の魅力
今回のプロジェクトで使用されるKUMA WOODは、熊本県の森林で育成されたスギやヒノキなど、高品質な県産材です。この木材は、地域経済の活性化や森林資源の循環利用にも寄与しています。KUMA WOODの特徴を活かすことで、持続可能な住環境の構築とともに、遠隔地でも支援が可能になります。
「PACO」の魅力
「PACO」は、従来の「家族向けの住宅」という考えを超え、個々の空間を重視した新しい形の住まいです。約4坪のコンパクトなスペースに、必要最低限の設備を整えた通常の家とは異なるスタイルを提案。コストやスペースの効率化のみならず、豊かなライフスタイルの実現を目指しています。
また、PACOは短期間で設置できるユニット型住宅であり、特に災害復興の現場でその機動性が高く評価されています。仮設住宅から定住住宅への転用も可能で、多様なニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
住まいの未来を見据えた企業理念
株式会社スペースエージェンシーは「お客様の幸せを追求するサービスカンパニー」を目指しています。住まいに携わる企業として、商品のデザインやサービスを通じて、多くの人に元気をもたらし、さらには地域社会全体を明るくすることを使命としています。工場で生産された高品質な製品を住宅の現場に運び、確実に設置することにより、コンパクトながらも機能的な空間を実現しています。「賢く、楽しく暮らそう!」というメッセージのもと、安心して生活できる社会の実現に向けた挑戦を続けています。
会社概要
社名 :株式会社 スペースエージェンシー
本社 :熊本県熊本市中央区坪井6丁目36-7
東京本部 :東京都港区新橋2丁目5-2
電話 :096-341-1570
事業内容:住空間・商空間の新築、リフォーム設計施工
もしこの新しい住まい方に興味を持っている方がいらっしゃれば、『PACO』の公式サイトやYouTubeチャンネルをご覧ください。未来の住まいづくりに関心が高まる中、PACOがどのように地域に役立っているかを知る貴重な情報が得られるでしょう。
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