AI時代の仕事論
2025-03-23 17:06:53

AI時代の新たなキャリア形成を考えるトークイベント開催!

AI時代の新たなキャリア形成を考える



2025年3月23日、岡山大学にて「3年後になくなる仕事、増える仕事~AI時代のアントレプレナー発想~」というトークイベントが開催されました。このイベントは、国立大学法人岡山大学の研究・イノベーション共創機構スタートアップ・ベンチャー創出本部が主催し、株式会社TIMEWELLおよびGOB株式会社と共同で行われました。会場となったのは、津島キャンパスにある共育共創コモンズ(OUX)です。

トークイベントでは、岡山大学卒業生であり、株式会社TIMEWELLの代表取締役CEOである濱本隆太氏や、GOB株式会社の取締役ファウンダーであり「おかやまテックガレージ」のアドバイザーとして活躍する山口高弘氏が登壇しました。彼らは、AIの進化がビジネス環境に及ぼす影響や、今後のアントレプレナーに求められる発想力について熱心に議論しました。

濱本氏は、AIが進化を続けることで、仕事の役割分担が大きく変わるだろうと指摘しました。特に、運転手や販売員、中間管理職などの反復的な仕事が減少する一方で、創造性や共感を必要とする職種の需要が高まる可能性があると説明しました。

現在のビジネス環境は「AIをどれだけ活用できるか」という状況にあり、AIリテラシーだけでなく、クリティカルシンキングやデータ分析、プログラミング、適応力、生涯学習といったスキルが求められると強調しました。

トークセッションでは、アントレプレナーがAIをどのように活用できるかについても意見が交わされました。AIは固定概念にとらわれないため、迅速に仮説検証を行うことができ、起業家にとって頼もしいパートナーとなるそうです。

さらに、AIによって向上する物理的価値や、AI発展に伴い成長する分野についての具体的な意見も出ました。これからのアントレプレナーが持つべき発想として「まず、AIを体験してみること」、そして「医療や農業など、まだデータ化が進んでいない分野に挑戦すること」が挙げられました。現場や、AIの進んだ地域であるシリコンバレーや深圳を訪れることで、視野を広げ、新たな出会いに繋がるというアドバイスもありました。

このイベントには約10名の参加者が集まり、AI時代のキャリア選択に関する具体的な質問が交わされるなど、活発な質疑応答が展開されました。岡山大学では、スタートアップやベンチャー企業の設立を目指す学生や教職員に向けて、技術やビジネスプランの事業化に向けた多様な支援を行っています。

岡山大学の取り組みを通じて、地域中核の特色ある研究大学としての役割を果たすことが期待されます。興味のある方は、ぜひ相談をご利用ください。

次回のイベントがどのような内容になるのか、今後の岡山大学の活動にも期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 トークイベント AI時代

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。