リサイクルカーペットの未来
2025-05-08 14:46:27

持続可能な未来へ向けた日本リサイクルカーペット協会の取り組みと成長

日本リサイクルカーペット協会の総会レポート



2023年11月に設立された日本リサイクルカーペット協会が、2025年4月23日(水)に第三回となる総会を東京・千代田区で開催しました。この協会は、リサイクルタイルカーペットの普及を通じて持続可能な社会の実現を目指しています。

この総会には、加盟企業から約40名が参加し、協会の活動について意見や情報を交換しました。まず、会長の近藤忠稚さんが、「リサイクルタイルカーペットの普及を促進するために、私たちが共通の目的を持ち、業界の競争を越えて協力してきたことに感謝します。今後は、さらに社会への認知度を高め、業界をリードする団体として成長していく所存です。」「

続いて、事務局長の玉城さんが、昨年の活動実績について報告しました。協会では認定制度の導入や、グリーンチェックの実施などを行い、加盟企業は約90社に増加しています。活動の結果として、約6,000万平方メートル、すなわち約30万トンのタイルカーペットが再利用されています。これは、日本のタイルカーペット市場の約20%に相当し、年間約500万平方メートルが循環利用されています。

副会長の越智さんは、「リサイクルタイルカーペットの現状と課題」というテーマで、協会設立以降のリサイクル量の推移や現状のリサイクル率について詳しく説明しました。今後の課題として、さらなる回収体制の強化と、社会的な認知向上に向けたアクションプランについても言及しました。

質疑応答の時間では、参加者が実務面での具体的な意見を交わし、「産業廃棄物現場でのリサイクルタイルカーペット収集の課題」といったテーマに関しても貴重な意見が出されました。このような実務に根ざした議論は、参加者が今後の活動への意識を高める良い機会となりました。

日本リサイクルカーペット協会は、今後も全ての加盟企業が協力し合い、リサイクルタイルカーペットの普及拡大と共に循環型社会の形成に向けた取り組みを一層進めていく予定です。

総会の概要


  • - 日時: 2025年4月23日(水)
  • - 内容: 会長挨拶、活動報告、リサイクルタイルカーペットの現状、今後の展望、懇親会
  • - 懇親会: 18:00~19:30

日本リサイクルカーペット協会について


設立から約1年半が経過したこの協会は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。リサイクルタイルカーペットは、静かな環境の実現に寄与するだけでなく、資源の循環利用を支援しています。協会は今後も、業界を超えた協力を通じてさらに社会的なインパクトを高めていくことを目指しています。


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