株式会社SEMエージェンシーの新サービス『IR × インフルエンサー』の発表
金融広告のリーディングカンパニーである株式会社SEMエージェンシー(本社:東京都渋谷区)は、上場企業向けのIR(投資家向け広報)活動を支援する新たなサービス『IRプロモーションパッケージ』の一環として、『インフルエンサー施策』を開始したという発表を行いました。これは、経済系インフルエンサーの力を借りて、投資家層に効果的にアプローチするための取り組みです。
動画コンテンツが投資判断に与える影響
この施策は、最近実施したアンケート調査から生まれました。調査結果によれば、約79.4%の投資家が「動画コンテンツは投資判断に役立つ」と回答しており、特にYouTubeなどの動画プラットフォームが情報収集の場として主流となっていることが明らかとなりました。
さらに、今後参考にしたい情報として「経済インフルエンサーによる解説動画」が61.4%の投資家から支持を受けており、動画によるインフルエンサーの発信が投資家の意思決定に与える影響力の大きさを示しています。これを踏まえ、SEMエージェンシーはインフルエンサーによる情報発信をIR活動に組み込む必要性を感じているのです。
インフルエンサーとIRの新たな結びつき
今回の『IR × インフルエンサー』施策では、動画プラットフォームを通じてインフルエンサーによる解説が行われます。これにより、従来のIR活動が届きにくかった層へのアプローチが可能になるだけでなく、投資家にとってより親しみやすい形式で情報が発信されます。
具体的には、経済系インフルエンサーのYouTubeチャンネルなどを活用した企画が提案されることで、マーケットレポーターによる解説動画やアナリストによる分析動画が配信されます。これにより、投資家だけでなく一般の生活者にも、それぞれの目線からIR情報が伝えられるようになります。
見るIRから動くIRへ
SEMエージェンシーは、従来の「読むIR」から、「見て、共感し、動くIR」への変革を図っていく意向を示しています。これは、企業の魅力や将来性を投資家に共感しやすい形で届けることで、IR活動の新たな可能性を切り開くことを意味しています。
これまでのIR活動が主にテキスト中心だったのに対し、動画という新しい形式を用いることで、より直感的で戦略的な情報伝達が可能になると期待されています。
総括
今回の『IR × インフルエンサー』施策を通じて、株式会社SEMエージェンシーは企業のIR活動を革新し、より多くの投資家にアプローチする新しい方法を模索していくとしています。今後の施策展開に注目が集まります。企業価値を際立たせるこの取り組みは、投資家にとって新たな情報の入口を提供するものとなるでしょう。
調査概要
- - 調査名: 株式投資に関する意識調査
- - 調査方法: インターネット調査(Webアンケート)
- - 実施時期: 2025年7月
- - 調査対象: 過去2年以内に株式投資を行った全国の男女
- - 有効回答数: 311名
- - 調査主体: 株式会社SEMエージェンシー
- - 調査機関: Knowns(ノウンズ)
なお、本調査結果を引用する際は「株式会社SEMエージェンシー調べ」と明記してください。その他の設問結果については公式サイトをご覧ください。