ネパール人ドライバー育成の新たな一歩、ミナミホールディングスと協力

ネパール人ドライバー育成への新たな取り組み

株式会社ミナミホールディングス（福岡県大野城市、以下「ミナミ」）とBLUE SKY JAPAN株式会社（東京都千代田区、以下「BLUE SKY」）は、特定技能ドライバー人材育成に向けた覚書（MOU）を2025年6月11日付で締結しました。この協力により、両社はネパール人材を日本のドライバーとして育成・支援することを目指します。

具体的なプログラム

本MOUに基づき、BLUE SKYグループが運営するネパール法人、BLUE SKY INTERNATIONAL Pvt. Ltd.は、日本企業での内定が決まったネパール人材を日本に派遣します。その後、ミナミはグループ企業である南福岡自動車学校を通じて、安全運転教育を行い、日本の運転免許取得を目指すサポートを行う予定です。

小さな国から送り出される優秀なネパール人材が、日本で活躍するための環境設定を進めることで、これまで以上に多様な人材の中で、日本のドライバー不足問題に対処できる力が養われると期待されています。特に、ミナミの教育プログラムは、質の高い運転技術と安全意識を兼ね備えたドライバーを育成することを目指しています。

ミナミホールディングスの取り組み

ミナミは、運転技術の教育や研修に秀で、そのノウハウは多くのドライバーを育ててきました。特に地域に根ざした運転教習所としての実績があり、その経験を活かしてネパールからの人材育成に取り組むことは、社会貢献の側面からも大きな意味を持っています。

日本では、ドライバー不足が深刻化しており、その解消には新しい人材の確保が求められています。今回のMOUにより、日本で求められる運転スキルを高めたネパール人材が、適切な教育を受け、日本の現場で活躍することができるようになります。

BLUE SKY JAPANと代表者のビジョン

BLUE SKY JAPAN株式会社の代表取締役Poudel Santosh氏は、「私たちの目標は、ネパールからの優秀なドライバーが日本での労働市場に貢献することです。安全運転教育を通じて、彼らの技術力を高めるとともに、日本での生活を支える基盤を整えることを重視しています」と話しています。また、ミナミホールディングスの江上喜朗代表取締役も、「この共同プロジェクトを通して、ドライバー不足の問題に一歩でも前進できるよう努めます」と、両社の強い使命感が伺われます。

今後の展望

この新たなMOUの締結は、今後の展開においてもさまざまな可能性を秘めています。日本の企業が多様な人材を受け入れることで、ネパール国内の失業問題にも一定の解決策となるでしょう。

この取り組みを通じて、両社は日本とネパールのつながりを強化し、互いに尊重し合う関係を築きながら、地域社会への貢献を続けていくようです。さらに、今後もこのモデルが他の産業分野でも広がることが期待されています。日本の企業がグローバル化を進める中で、国際的な人材育成の重要性が一層高まっていると感じます。

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