腰痛予防システム
2025-04-15 09:58:50

先進技術で腰痛を予防する新システムが始動!

新たな腰痛予防システムについて



東京都立大学と株式会社バイオネット研究所が共同で開発を進めている「マルチカメラによる腰痛予防システム」が、TOKYO戦略的イノベーション促進事業に正式に採択されました。このシステムは2025年から2027年度にかけての3年間をかけて開発される予定で、腰痛のリスクを低減するための新しいアプローチを提供します。

システム概要



この先進的なシステムは、最大10m×10mの範囲に設置された4台のカメラを使用して、作業者の姿勢を立体的に追跡および評価します。これにより、複数の作業者の動作をリアルタイムでモニタリングし、作業姿勢にかかる負荷や作業環境の潜在的なリスクを客観的に評価します。特に、腰痛のリスクを評価することができ、安全で安心な作業環境を実現します。

目的と重要性



日本では64歳以上の就業高齢者が914万人に達し、労働力の中での比率も13.5%に上昇しています。この現状とともに、高齢者の労働災害が増加しているため、今や腰痛は職業病の中で最も重大な問題となっています。休業4日以上につながる疾病の60%が腰痛であることからも、その影響の大きさが伺えます。

このシステムでは、作業者が体にセンサを装着する必要がなく、計測エリア内での個々の動きや姿勢を三次元的に追尾することができます。特に、負荷の高い姿勢を検知すると警告が発せられ、そのデータを基に腰痛のリスクが高い姿勢を特定します。また、あらかじめ設定した危険領域に近づいた際も警告を出すことができるため、事前のリスク管理が可能となります。

将来的には、この技術を応用して工場全体の動きを立体的に把握し、介護施設での事故防止や転倒自動検知のシステムとしても展開する考えです。

システムの構成



この腰痛予防システムは、四つのカメラとモニタ用PCから構成されています。カメラは作業場の四隅に配置され、複数の作業者の姿勢がリアルタイムで計測されます。モニタ用PCに表示される数値化された姿勢負荷は、作業者ごとに異なる詳細な情報を提供します。このため、背中の傾きや両手の位置など、具体的な姿勢のデータを計測武器し、作業環境の改善に繋がります。

腰痛予防への貢献



このシステムによって、作業場の様々な作業における負荷を定量的に評価し、誰がどのような姿勢を取っているのかを視覚的に示すことができます。これにより、作業の軽減が必要なポイントを明確にし、的確な改善策を提案できる定量的な計測システムとして機能します。

製品の詳細


オフィシャルサイトには本システムの詳細情報が掲載されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。製品のページはこちらです:バイオネット研究所

会社情報


会社名: 株式会社バイオネット研究所
住所: 東京都立川市高松町3-19-1 森田堂ビル2F
代表取締役: 新川隆朗
公式サイト: bio-net.co.jp
メール: info@bio-net.co.jp
電話番号: 042-512-9021

お問合せ窓口の江口純一まで、直接のご連絡もお気軽にどうぞ。メール: eguchi@bio-net.co.jp、電話: 042-512-9021です。


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