Umios ロジ株式会社が全国31拠点でデータレス化に成功
Umios ロジ株式会社は、全国31拠点にわたる約800台のPCをわずか3カ月でデータレス化しました。この取り組みは、企業全体のIT資産を一括で管理し、セキュリティを強化するための革新的なステップです。今記事では、このデータレス化の背景や導入した技術『Shadow Desktop』について詳しく解説します。
データレス化の背景
Umios ロジでは、PCを社外に持ち出す際に申請書を提出するという従来のルールを設けていたものの、利用者の意識に依存するために情報漏えいのリスクが存在しました。この問題を解決するため、同社は技術的な仕組みを取り入れて、PCにデータを残さない環境を整えることを決定。2023年の展示会で出会った『Shadow Desktop』が、その選択肢の一つとして浮上しました。
VDIではなくShadow Desktopを選んだ理由
データ漏えい対策として、仮想デスクトップインフラ(VDI)も考えられましたが、コストや運用の負担が大きく、常時ネットワーク接続が求められることから通信障害時のリスクが問題視されました。そこで、『Shadow Desktop』の導入が決定されました。選定のポイントは以下の三つです:
1.
既存のPC環境を活かせる:旧型PCでもスムーズに動作
2.
操作感が変わらない:ユーザーは従来通りの操作が可能
3.
運用に合わせた柔軟な設定:PCへの書き込みを制御する機能も評価されました。
成果と運用の実態
実際の導入では、経営陣からの早期導入の指示を受け、約3カ月という短期間で全国31拠点のPCにインストールが完了しました。この成果により、データ移行作業が不要になり、システム部門やユーザーの負担が軽減されました。技術によるデータレス化は、ルールだけに依存しない、より強固なセキュリティ基盤を作り上げました。
今後の展望
Umios ロジでは、今後も『Shadow Desktop』の運用ログを活用し、ファイル操作の分析や他のセキュリティソフトとの連携など、さらなるセキュリティ向上を目指します。これにより、以前は気づかなかったリスクや障害の兆候を早期に発見できるようになることを期待しています。
Shadow Desktopとは
『Shadow Desktop』は、PCのデータレス化を実現する国産ソフトウェアです。従来のPCの操作感を損なわず、クラウドストレージや社内サーバーと連携しつつ、PC本体にはデータを残しません。そのため、万が一の紛失や盗難時にも迅速にリモートアクセスを遮断でき、情報漏えい対策と業務の生産性向上を同時に実現します。
まとめ
Umios ロジのデータレス化の取り組みは、企業戦略の最前線を行くものであり、業界内外で注目を集めるキーポイントとなっています。今後もこのような革新的な試みが広がり、より安全で効率的な業務環境が提供されることを期待しています。