Dioseveが資金調達
2026-06-12 13:04:23

Dioseveが新たに10億円超を調達し生殖医療を進化させる

Dioseveが新たに10億円超を調達し生殖医療を進化させる



株式会社Dioseve(ディオシーヴ)は、東京都に本社を構えるスタートアップ企業で、近日中にシリーズAの追加ラウンドにおいて10億円超を調達したことを発表しました。これにより、Dioseveが保有する独自の分化誘導技術を利用した生殖医療製品「ReproNest(リプロネスト)」の実用化に向けた事業の推進が期待されます。既存の投資家であるArchetype Venturesをリードとして、DG Daiwa Venturesや新規のD4V、塩野義製薬、Pangaea Venturesなども参加し、特に海外投資家の参加が印象的です。

この資金調達により、Dioseveのエクイティによる累計調達額は25億円に上りました。さらに、Dioseveは最近NEDOのディープテック・スタートアップ支援事業にも採択され、事業の視野を広げる機会を得ました。今回の資金注入は、国内外での事業開発をさらに加速させるための重要な一歩と位置付けられています。

ReproNestによる革新


対症療法ではなく、根本的な解決法を提供する「ReproNest」は、体外受精における卵子の成熟環境を支援する共培養型製品です。この製品は、iPS細胞を利用した卵巣支持細胞様細胞を活用し、未成熟卵子を支援することを目的としています。従来の方法では、約10日間のホルモン刺激や通院、自己注射が必要でしたが、ReproNestが実用化されることで、患者の負担を軽減し、より効率的な体外受精を可能にします。

当社は既に非臨床研究を行い、従来のIVM(体外成熟)培養条件に対して、ReproNestが提供する新しいアプローチが未成熟卵子の成熟において有意に支援する結果を得ました。今後は、製造プロセスの最適化や品質評価に向けた検証を進め、早期の商業化を目指しているとのことです。

林克彦教授が技術顧問に就任


今後、Dioseveの技術顧問を務めることになった林克彦教授は、生殖医学と発生生物学の分野での権威として国際的に知られています。Bioscience分野での数々の功績が評価され、2023年には科学雑誌「Nature」の「Nature’s 10」、2024年にはTIME誌の「TIME100」にも選ばれました。Dioseveは林教授の知見を通じて、さらに強固な研究基盤を確立し、革新的な生殖補助医療の選択肢を実現することを目指します。

まとめ


Dioseveは、新たな資金調達を通じて生殖医療の領域での革新を促進し、患者にとってよりよい治療環境を提供することを目指しています。これからもiPS細胞を活用した製品の実用化に向けて、さらなる進展が期待されるでしょう。Dioseveは、これらの新しい技術を基に、世界中の患者にとって新たな希望を提供する企業となることを目指しています。今後の動向にも目が離せません。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: iPS細胞 生殖医療 Dioseve

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。