TMJが品質賞受賞
2025-10-08 14:51:14

TMJが2025年度日本品質奨励賞『TQM実践賞』を受賞、さらなる成長に向けた取り組みへ

TMJが受賞!2度目の『TQM実践賞』



セコムグループの株式会社TMJ(本社:東京都新宿区)が、2025年度の日本品質奨励賞において『TQM実践賞』を受賞しました。TMJにとっては、2008年に受賞した「品質革新賞」に続く、嬉しい二度目の快挙です。これにより、TMJの顧客支援に向けた努力や取り組みが評価されたことが示されました。

日本品質奨励賞とは



日本品質奨励賞は、一般財団法人日本科学技術連盟が2000年に創設した、品質の向上を目指す企業や団体に与えられる権威ある賞です。この賞は、主に中小企業や中堅企業を対象に、「TQM奨励賞」と「TQM実践賞」の2部構成で行われています。特に『TQM実践賞』はこれまでの枠を越え、実際に成果が見られる取り組みを評価し、さらなる成長を促進することを目指しています。

受賞にあたる詳細は、こちらからご覧いただけます

受賞チームの取り組み



TMJの受賞の裏には、東日本事業本部 東日本第3事業部 第3センターのチームの存在があります。このチームは、クライアントと密接に連携し、多チャネルによるカスタマーサポートを展開。顧客の離反を防ぐための施策を実施し、顧客体験を高めるために様々なアプローチを行っています。

特に注目すべきは、ジャーニーマップを用いた顧客の痛点の可視化、VOC分析による顧客の声の把握、そしてオムニチャネル戦略の展開です。このような施策により、顧客の推奨度を示すNPS(ネットプロモータースコア)を約20ポイント向上させ、電話での対応比率を50%も削減することに成功しました。

今後は、生成AIの活用や従業員満足度の向上を目指し、さらなる顧客体験と従業員体験の向上を図る方針です。

なぜ評価されたのか?



今回の受賞が特に評価されたのは、データ分析を駆使した顧客接点の改善活動が、急速なビジネス環境の変化に対応した点です。データを基にした改善提案を行い、その結果として顧客体験(CX)の向上を実現。また、他社への展開も進んでおり、再現性の高い仕組みとプロセスが構築されていることも評価されました。これにより、エンドユーザーの満足度を向上させつつ、クライアントのコスト削減も実現した結果が、高く評価されたのです。

TMJの持続的な努力



TMJでは、企業文化として「小さな改善」を積み重ねることを重要視しています。これは、業務の品質向上と提供価値の向上に直結する人材育成の手法として、製造業のQCサークルをサービス業に応用したもので、現場力や問題解決力を磨くための小集団による活動です。

この取り組みは2006年から始まり、これまでに延べ12,000人が参加し、2,500件以上のテーマに取り組んでいます。これにより、社会課題の解決に貢献し、TMJが掲げる「誰もが暮らしやすい社会」の実現を目指していきます。

株式会社TMJについて



TMJは1992年に設立され、現在はセコム株式会社の100%子会社として運営されています。独自の会員制ビジネスのノウハウを生かし、コールセンターの設計・運営から調査・分析、人材派遣、人材育成まで幅広いサービスを提供しています。さらに、セコムのネットワークを活かして、クライアントのビジネスの成功をしっかりとサポートしています。


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