「キユーピー3分クッキング」が小学校で食品ロス授業を開催!
CBCテレビの料理番組「キユーピー3分クッキング」は、2023年7月7日、愛知県内の小学校で食品ロス削減をテーマにした出張授業と公開収録を実施しました。これは同番組以前の63年間の歴史の中で初めての試みであり、子供たちにSDGsについて知識を深めてもらい、番組のエコ活動である「プラスエコ」を広めることを目的としています。
子供たちのアイデアが続出!
授業では、CBCのアナウンサー、夏目みな美さんがSDGsの目標と、それに関わる重要な課題である食品ロスについて解説しました。2022年から行われている「プラスエコ」の取り組みも紹介し、食材の無駄を減らすヒントを提供しました。
生徒たちは、自分たちにできる食品ロスの削減方法について活発に話し合い、様々なアイデアを出しました。例えば、「作りすぎた肉じゃがをカレーにリメイクする」や「みかんの皮を使ったチャーハン」など、工夫を凝らした提案が次々と飛び出しました。これにより、児童たちは自らの生活を見つめ直す機会を持つことができました。
放送とともに学ぶエコレシピ
次の授業では、学んだ内容を生かして、「夏休みSP」と題した番組の公開収録が行われました。この中で、プラスエコレシピの一環として「冷凍ミニトマトとそうめんのつゆ」の調理が行われました。講師であるきじまりゅうた先生が旬のミニトマトを冷凍することで1か月ほど日持ちすることを説明した際、児童たちはその方法に驚きと興奮を示しました。
また、ミニトマトの皮が凍った状態で水にくぐらせると、簡単に剥けることも実演されました。調理体験をした児童たちは「ツルリと気持ちよく皮がむけた」と笑顔で感想を述べていました。自宅でミニトマトを育てている児童も多く、「夏休みにぜひやってみたい!」と期待を膨らませている様子が印象的でした。
公開収録の詳細
この公開収録が行われたのは南山大学附属小学校で、収録した内容は以下の日程で放送されます。
- - 8月20日(水)OA: 冷製おろしコーンポタージュ
- - 8月21日(木)OA: プラスエコ冷凍ミニトマト/冷凍ミニトマトのつゆとそうめん
このエピソードは、子供たちにとっての食育の一環として、今後も広がりを見せていくことでしょう。
プラスエコの取り組み
「キユーピー3分クッキング」では、環境に優しいレシピを「プラスエコ」として紹介しています。日常の料理に取り入れやすいアプローチで、視聴者にEco活動を親しんでもらうことを目指しています。特に、冷凍ミニトマトは、旬の時期にたくさん手に入った際に冷凍しておくことで1ヶ月保存が可能で、しかもそのまま水に浸けると簡単に皮が剥けるため、調理の手間が減ります。これからの料理の選択肢として、持続可能な方法を学ぶことができるのです。
番組概要
- - タイトル: キユーピー3分クッキング
- - 放送日時: 毎週月~金曜 11:20~11:30 (土曜は11:30~11:40)
- - 出演: 料理講師のKanako、きじまりゅうた、こてらみや、多彩なアシスタントたち。
料理から学ぶSDGs
今後も「キユーピー3分クッキング」は、料理を通じて持続可能な社会の実現に貢献し続けることでしょう。番組の新たな試みを通して、次世代の子供たちが未来へ向けて少しでも意識を高めていくことが期待されています。