香りをテーマにした新たな試み
2025年4月18日、「お香の日」を記念して、香りの老舗3社である「鳩居堂」「松栄堂」「日本香堂」が初めてのコラボレーション商品として、インセンスコレクション『EXPO INCENSE(エキスポインセンス)』を数量限定で発表します。この企画は、2025年4月18日から東京と京都で開催されるイベント『香り博2025』にあわせて行われ、世界の香りをテーマにした特別なコレクションです。
世界を体験する香りの旅
『香り博2025』は「Fragrance of the World ― 世界の香り ―」をテーマにしています。このテーマに基づいて作られた『EXPO INCENSE』では、6つの大陸をイメージした香りをそれぞれの地域に根ざした香木や香料を使用して表現しました。例えば、アジアの香りはインド産の白檀をふんだんに使ったオリエンタルフローラルの香り、ヨーロッパの香りは小さな花屋のフローラルブーケ、アフリカは漢薬香料をブレンドした野生味あふれる香りとして、それぞれの個性を見事に再現しています。
アジア大陸
アジアの香りは、高級感のあるオリエンタルフローラル。厳選されたインド産の白檀が使用されており、落ち着いた奥深さを感じることができます。
ヨーロッパ大陸
ヨーロッパでは、石造りの町の小さな花屋を想起させる、透明感溢れるフローラルブーケの香りが特徴です。可憐な花々の香りが、心をほっこりさせます。
アフリカ大陸
アフリカをイメージした香りは、広大な大地を感じさせる漢薬香料をブレンドし、野生味あふれる力強い香りに仕上げられています。
オセアニア大陸
オセアニアは、オーストラリア産の白檀を使った気品あるホワイトフローラルの香りが特徴で、爽やかさと優雅さが混在しています。
北アメリカ大陸
北アメリカ大陸の香りは、スモーキーなホワイトセージや温かなコパル、爽やかなユーカリとカシスで、森の清々しさを表現しています。
南アメリカ大陸
最後に、南アメリカは輝くライムや華やかなクローブ、情熱的なパロサントを使い、明るく賑やかなカーニバルの雰囲気を感じさせる香りです。
老舗の技と文化の融合
コラボレーションに参加した3社は、いずれも300年以上の歴史を誇る日本の香りの老舗です。それぞれ独自の製法や調香の文化を持ち、今回のプロジェクトで大陸ごとに製造を分担しています。香りや粒度、濃度の違いが各社の個性として表れており、利用者が自分好みの香りを見つけやすくなっています。
お香の文化を未来へ
『香り博』は香り文化の未来を見据え、この日本の香文化を1200年の時を超えて繋ぐイベントの一環として企画されています。2025年も、無印良品銀座や無印良品 京都BALなどで開催され、香りのお店を巡るスタンプラリーや限定商品の販売、香りを体験するワークショップ等、さまざまな企画が予定されています。
【イベント詳細】
- - 期間: 2025年4月18日〜5月18日
- - 会場:
- 東京: 鳩居堂 銀座本店、松栄堂 銀座店、香十 銀座本店、無印良品 銀座
- 京都: 鳩居堂、松栄堂 京都本店・薫習館、香十 二寧坂店、無印良品 京都BAL
『EXPO INCENSE』は各1,650円(税込)で、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカの6種類が展開されます。このコレクションを通じて、日常の中で香りの旅を楽しむことができるでしょう。ぜひ、新たな香りの世界を体験してください。