健康促進と寄付を両立させたソニー銀行と千葉銀行の取り組み

健康促進と寄付の新たな形

最近、企業の社会的責任が重視される中で、社員の健康を促進しながら社会貢献を果たす取り組みが増えています。特に注目すべきは、ソニー銀行と千葉銀行が協力して実施した寄付付きウォーキング・キャンペーンです。これは、社員の健康を支えるとともに、特定非営利活動法人TABLE FOR TWOへの寄付を促進するものです。

TABLE FOR TWOとは？

このキャンペーンで寄付先となったTABLE FOR TWOは、世界中の食の不均衡解決を目指して活動している団体です。主に開発途上国の学校給食へ支援を行い、子どもたちの栄養状態や教育環境の改善に貢献しています。企業の付加価値を高めるだけでなく、社会全体の課題解決に向けた取り組みと言えます。

キャンペーンの内容

今年度のキャンペーンは、昨年に引き続き実施され、千葉銀行との業務提携に基づいて共同運営されました。両行の社員は、事前にエントリーを行い、期間中に目標歩数である1日8,000歩を達成することを目指しました。結果として、両行の社員は合計で48万8,000歩を記録し、その成果としてTABLE FOR TWOに7,050食分の給食が寄付されました。これは、子どもたちに栄養を届ける重要な支援となります。

サステナビリティの観点

このような取り組みは、単なる健康増進や寄付にとどまらず、サステナビリティへの貢献にもつながっています。ソニー銀行は、銀行事業を通じて価値創造を目指すだけでなく、SDGs（持続可能な開発目標）への貢献にも注力しています。デジタル技術の活用や新商品・新サービスの開発を通じて、持続可能性を意識したビジネスモデルを構築しています。