JALの新教材
2026-06-01 13:17:30

JALが開発した新教材で学ぶ環境保護と資源循環の大切さ

JALが開発した新教材で学ぶ環境保護と資源循環の大切さ



JALグループは、2050年までに実質的なCO₂排出量をゼロにするという大きな目標を掲げています。この目標の一環として、2030年度に航空燃料に占める持続可能な航空燃料(SAF)の使用率を10%に引き上げ、同時にSAFによりCO₂を5%削減することを目指しています。この取り組みは、次世代の環境意識を育むために非常に重要です。

そこで、JALは株式会社ARROWSが提供する教育プログラム「SENSEI よのなか学」を利用し、家庭の廃食油をSAFにリサイクルする方法を学ぶオリジナル教材を開発しました。本教材は、学校の授業を通じて約400校、2万人の小学4年生を対象に、2026年6月から提供される予定です。この教材を通じて、環境問題や資源循環の重要性を子どもたちに伝え、家庭からできる一歩を示すことを目指しています。

教材の目的と内容



脱炭素化を進めるためには、子どもたちが環境や資源循環を身近なものとして認識し、日常生活での行動変容を促すことが重要です。しかし、教育現場では廃棄物処理やエネルギー問題などのテーマは難解であり、わかりやすく伝える教材が不足しています。そこで、身近な廃食油をテーマにすることで、家庭から始まる資源循環と脱炭素を考えるきっかけを提供しようとしています。

このプロジェクトは「すてる油で空を飛ぼう」というJALの取り組みとも関連しています。このプロジェクトでは、家庭から出た廃食油を回収し、再利用してSAFを製造することで、航空機の脱炭素化を進めています。

教材の概要



この教育教材は、小学4年生の社会科の単元「ごみのしょりと利用」に対応しています。授業では、家庭から出た廃食油がどのようにSAFに生まれ変わって航空機燃料として利用されるのかを、アニメーション動画やクイズ、グループワークを交えた45分間の授業で楽しく学べるよう工夫されています。

特に印象的な内容は、家庭からの廃食油1リットルが、約7,500本分のボトルに相当する量で東京から大阪間を飛ぶ航空機1便の燃料に変わるという具体例です。このような具体的な数字を用いることで、子どもたちに日常生活での行動がいかに大切かを直感的に理解してもらうことを目指しています。

教材の詳細



  • - 教材名称: すてる油が生まれかわる! みんなで行こう未来への旅
  • - 授業時間: 1コマ(45分)
  • - 推奨学年: 小学校4年生
  • - 推奨科目: 社会(単元:ごみのしょりと利用)
  • - 実施費用: 無料

教材には授業スライド、アニメーション動画、ワークシートなどが含まれています。また、ARROWSが運営する「SENSEIよのなか学」では、教育と企業が連携して提供する最新の知見を活用し、子どもたちに必要な学びを伝えています。

JALは、未来を担う子どもたちが地球の未来を変える「新たな一歩」を踏み出すためのサステナブルな取り組みを今後も推進していくことを宣言しています。教育を通じて、環境保護と資源循環の大切さを広めていくJALの活動に注目です。


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