中村屋サロン美術館「アーティストリレー 第7回」の開催
2026年2月21日(土)から5月24日(日)まで、新宿の中村屋サロン美術館で「中村屋サロン アーティストリレー 第7回」が開催されます。本展は、2018年にスタートした作家紹介型の展覧会で、歴史ある中村屋のサロン文化を現代の芸術家たちに引き継ぐ試みとして注目されています。
美術館の館長である島田裕之氏のもと、彫刻家の荻原守衛や画家の中村彝、書家の會津八一が集まったこの歴史ある場所は、今なお新進のアーティストを育む場として機能しています。
新たな作家のリレー
第7回展では、これまでに作品が展示されたアニメーション作家の村田朋泰さんと美術作家の山髙徹さんから、それぞれバトンを受け取った新たな作家たちが登場します。美術作家の山田桃子さんと、画家の美齊津匠一さんがその主役です。
山田桃子展 「もうひとつの場所」
山田桃子さんは、2026年2月21日から4月5日まで「もうひとつの場所」というテーマで作品を展示します。彼女の作品は、銅版画や七宝焼きなど、古い技法を駆使したものが中心です。山田は「作品を作ることは心の中にもうひとつの場所を作ること」と述べており、その優しいストーリーが込められた作品は観る者の心を温かく包み込みます。
「現実がどんなに厳しくても、心の中に安らぎを持つことが大切」と語り、彼女は自身の体験や思い出を作品を通して表現しています。それは、私たちにとっても特別な「場所」になるでしょう。
美齊津匠一展 「重なり合う日常のかたち」
続いて、美齊津匠一さんは2026年4月15日から5月24日に「重なり合う日常のかたち」をテーマに展示を行います。彼の作品は、厚塗りの絵具に加え、布や紙を使ったコラージュを取り入れています。彼の作品に描かれるモチーフは、日常にあふれる静物たちで、時の流れの中で風化する美しさを丁寧に描写しています。
美齊津は、日常の喧騒の中で、瞬間を大切にし、見る者に多様な感情を引き起こす作品を生み出すことを目指しています。展示室では、彼の絵画から飛び出したような「立体」のキャラクターも楽しむことができ、視覚的な体験を豊かにします。
展示情報
中村屋サロン美術館の開館時間は10:30~18:00(最終入館17:40)、休館日は火曜日と展示替え期間中の数日です。入館料は500円で、高校生以下や障がい者とその同伴者は無料です。また、リピート割引も用意されています。
特別イベント
この展覧会では、ギャラリートークや制作過程の配信も予定されています。詳細なスケジュールは公式サイトでチェックできます。ぜひこの機会に、現代のアートに触れ、心の中の「もうひとつの場所」を見つけてはいかがでしょうか。
施設概要
- - 施設名: 中村屋サロン美術館
- - 所在地: 東京都新宿区新宿三丁目26番13号
- - アクセス: JR新宿駅東口徒歩2分
- - 電話番号: 03-5362-7508
- - URL: 中村屋サロン美術館
この美術館は、静けさの中で作品をじっくり鑑賞できる場所で、現代のアーティストの創造性を楽しむのに最適な環境を提供しています。