パルシステム東京が導入する電動リフトのメリット
生活協同組合パルシステム東京が、本部のある新宿区大久保から、配送拠点の三鷹センターに初の電動リフトを導入することで、配送作業に革命をもたらします。この新しい電動リフトは、商品のトラックへの積み込み作業を大幅に効率化し、職員の負担を大幅に軽減するものです。
新たな取り組みの背景
6月4日(水)に行われる納品式では、パルシステム東京の理事長、松野玲子氏も参加し、新たな物流の時代を迎えることを祝います。この電動リフトは、業務に必要な特別仕様が施されており、導入によって作業時間を半減させることが期待されています。これにより、身体的な負担を軽減することで、より効率的に配送業務が遂行できるようになります。
電動リフトの特性と利点
このリフトは、ピー・シー・エス株式会社から納品されたもので、パワーリフターの試験導入を経て、株式会社をくだ屋技研が生協宅配のニーズに合わせて特別に開発したものです。具体的には、商品の転倒を防ぐためのアームやチェーンを搭載している他、荷台の形状を改良し、安全に商品を扱うことができる仕様になっています。
作業効率の向上
従来は、ドーリーから商品を一旦降ろし、手作業で運搬しなければなりませんでしたが、新しい電動リフトにより、トラックの荷台に直接積み込むことが可能になります。これにより、30分から1時間もかかっていた作業時間が大幅に短縮されることが期待されています。
安全面でも安心
さらに、電動リフトは免許や講習が不要で、簡単な操作によって使用できるため、力の弱い職員でも安全に操作が可能です。背伸びをすることなく商品を扱えるため、安全性の向上にも寄与します。
今後の展開
今後、パルシステム東京とパルシステム神奈川にそれぞれ1台ずつ電動リフトが納品され、必要に応じて他のグループ生協にも導入される予定です。特に2025年度には酷暑の予測があり、人手不足が常態化する中で、配送担当者の体力を守るためにもこの取り組みは重要です。
納品式の詳細
- - 日時: 2025年6月4日(水)14時~15時45分
- - 会場: パルシステム東京三鷹センター(東京都三鷹市下連雀6-15-18)
- - アクセス: JR中央線「三鷹」駅南口から小田急バス「鷹55」「鷹58」系統で「篠原病院入口」下車
- - 参加予定: ピー・シー・エス株式会社、株式会社をくだ屋技研、パルシステム東京、パルシステム連合会の各代表
この電動リフトの導入は、パルシステム東京にとって新たなステップであり、作業環境の改善と効率向上が期待されています。今後もこのような革新的な取り組みが続くことを願っています。