あなたのビジネスを変える新しい視点!
5月14日(水)の午後1時半から3時半にかけて、日本計画研究所(JPI)が主催するセミナー「天然ガス由来の合成ガスを活用した新ビジネスモデルの構築法」が開催されます。このセミナーでは、アイシーラボの代表、室井髙城氏を招き、急成長する天然ガス市場とそれに基づく新たなビジネスモデルについて探ります。
ナフサからの脱却
日本の石油化学業界は、長年ナフサクラッカーに頼ってきましたが、その生産コストの高騰や、競争力の低下が問題視されています。一方で、海外ではシェールガス由来の安価なエタンクラッカーが普及しつつあり、これによりエチレンプラントが次々と改築されています。室井氏は、シェールガスを利用した新たな合成ガスの生成方法や、その利用可能性について解説する予定です。
合成ガスの可能性
合成ガスは、燃料や化学品原料の制作において非常に重要な素材です。特に、シェールガスから得られるメタンは、改質を通じてコストを大幅に削減することが可能です。メタンは熱分解によってターコイズ水素に変えられ、さらにはエチレンや合成ガスへの変換が行えるため、需要が高まっています。
セミナーの内容
このセミナーでは、以下の項目が中心に扱われます:
- - 天然ガスとシェールガスの基礎知識
- - エタンクラッカーとナフサクラッカーの比較
- - メタンの多様な利用方法
- - 合成ガスを基にした新たな燃料と化学品の生成プロセス
特に、メタンからの合成ガスの製造方法には水蒸気改質やドライリフォーミング、オートサーマルリフォーミングといったプロセスが含まれ、参加者はそのメカニズムを学ぶことができる貴重な機会です。また、講義の終わりには質疑応答の時間が設けられ、参加者は直接講師に質問をすることが可能です。
ネットワーキングの機会
セミナー終了後には名刺交換会も予定されており、参加者同士や講師間での人的ネットワークの構築をサポートします。新たなコラボレーションやビジネスチャンスの発見につながることでしょう。
参加方法と受講料
参加形式は、会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかから選択可能です。受講料は1名37,310円(税込)ですが、社内や関連会社で複数名申し込むと割引が適用されます。また、地方公共団体所属の方には特別料金も用意されています。
詳細な情報やお申し込みは、
こちらからご確認ください。ぜひこの機会に、合成ガスの未来とそれを支えるビジネスモデル構築の知識を深めてみてはいかがでしょうか。