ハラスメント対策講座
2026-02-19 08:30:29

ハラスメントへの判断力を育む、入門講座新設の意義と展望

ハラスメントへの判断力を育む、入門講座新設の意義と展望



「それって、ハラスメントになりますか?」これを言えない職場は少なくありません。厚生労働省によると、最近の都道府県労働局へのパワーハラスメントに関する相談件数は年々増加しており、2020年には72,789件に達しました。これに対し、研修や相談窓口は整備されてきましたが、現場における迷いや不安は依然として解消されていません。

このような現状を踏まえ、一般社団法人クレア人財育英協会(代表理事:酒井康博)が、雇用に関する基礎理解を促す「入門講座」の専用ページを新たに公開しました。この講座は、「雇用クリーンプランナー」としての第一歩を学ぶためのもので、資格付与はありませんが、実務に役立つ内容が凝縮されています。

判断基準のズレが原因



多くの労働トラブルが発生する原因は、悪意からではなく、むしろ「判断基準のズレ」にあります。例えば、「これは指導として許される行為なのか、ハラスメントと見なされるのか?」や、「面接時に応募者に何を聞いて良いのか?」、「残業や有給休暇の取り扱いは適切なのか?」といった日常的な疑問が、現場の混乱やトラブルを招く要因となっているのです。

入門講座では、こうした迷いを解消するために必要な基礎的な知識を提供します。内容は、現場で実際に起こるシチュエーションを厳選し、3分程度の動画形式にまとめられています。法律を暗記するのではなく、日常の判断に役立つ「境界線」を理解できるため、忙しい実務者でも短時間で効率的に学ぶことができます。

ニーズに応える新たな取り組み



クレア人財育英協会の「雇用クリーンプランナー」を受講した人は、累計で750名を超え、受講満足度も93%に達しています。しかし、このプログラムに対して「いきなり資格を取得するのは考えていない」「まずは基礎を学びたい」「若手の部下にも学ばせたい」といった要望が寄せられました。そこで、入門編を独立したサービスとして開発し、学ぶハードルを下げることに成功しました。

現場の判断力を高める



ハラスメント対策は、単に相談窓口を設けたり専門家に頼ったりするだけでは不十分です。重要なのは、日常業務の中で判断を行う現場の実務者がどうあるべきかということです。判断が曖昧なままでは、問題は先送りされ、結果として組織全体が萎縮してしまう危険性があります。入門講座は、判断基準を共有できるための最初のステップとなります。

今後の展望



同協会では、入門講座を入口として、今後は認定講座(資格付与)や法人向け導入支援へとつなげていく計画です。このように、ハラスメント対策を「やっている」という状態から「判断できる」という状態へと移行することが目指されており、迷いを放置しない職場環境の構築を支援します。

クレア人財育英協会について



クレア人財育英協会は2023年に設立され、労働と雇用、ハラスメント防止に特化した資格や研修プログラムを展開しています。既に750名以上の受講者が「雇用クリーンプランナー」として実績を上げており、企業や自治体、教育現場にて幅広く活動しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。


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