東京都中小企業技能人材育成大賞知事賞を受賞したRHグループの挑戦

2023年11月14日、京王プラザホテルにて行われた表彰式で、RHグループ（有限会社レッドホース）が東京都中小企業技能人材育成大賞知事賞の奨励賞を受賞しました。この賞は、東京の産業の競争力を高め、中小企業における技能者の育成と技能の継承の重要性を認識し、その成果を認めるものです。受賞には、RHグループのこれまでの努力と取り組みが反映されています。

卓越した取り組みの数々

RHグループは、確かな技術力を持った将来の経営者を育むことを目指し、特に女性や外国籍の調理人の育成に力を入れています。多様性を重視しながら、日本食の普及に貢献することに努めており、調理人一人ひとりが経営者として活躍できるスキルを身につけるためのプログラムを整えています。

資格取得を支援する体制

RHグループでは、社員が資格を取得するための手当を支給し、管理職への登用を積極的に行う取り組みを行っています。試験にかかる費用の負担や、勤務時間中に行う練習支援など、社員の成長を促す環境を整え、キャリア形成を後押ししています。これにより、社員一人ひとりのモチベーション向上につながっています。

若手社員の成長に注力

同社は料理長の指導の下、若手社員の調理能力向上にも力を入れています。毎月の献立変更の際には、各店舗の料理長が直接指導に当たります。誰が調理を担当しても同じクオリティの料理を提供するため、徹底したマニュアル化とトレーニングを行っています。また、調理方法や食材の魅力をお客様に伝えるための提案力も強化しており、接客の質も向上させています。

CEOの受賞コメント

RHグループの最高経営責任者である竹松弘光氏は、今回の受賞が様々な方々の支援によるものであることを強調し、感謝の意を表しました。彼の言葉には、受賞を機にさらなる働きやすい環境づくりに向けた意志や、料理人の社会的地位向上、次世代の若手人材育成に尽力する決意が込められています。この姿勢こそが、RHグループの強みのひとつでしょう。

有限会社レッドホースについて

有限会社レッドホースは、竹松氏によって2002年に設立された建築会社です。個人宅や飲食店、商業施設など多岐にわたるプロジェクトにおいて、デザインから施工までをワンストップで提供しています。現在、日本食レストラン「神楽坂囲炉裏肉よろず」と「かまど焼 NIKUYOROZU」の企画運営も手がけており、飲食業界においても大きな存在感を示しています。