東急不動産ホールディングスが持続可能な未来を目指して
東急不動産ホールディングス株式会社が、このたび第4回「ソトコトSDGsアワード2024」を受賞しました。この賞は、株式会社ソトコト・ネットワークが毎年開催しているもので、SDGsに関連する優れた取り組みを表彰するものです。
受賞の背景
今回の受賞は、2023年に当社が国内不動産業として初めて公開した「TNFDレポート」が評価された結果です。このレポートは自然に対する依存や影響を正しく評価し、情報開示を促進するための国際的なものであり、当社の環境経営が具体的に表れています。
当社は創業以来、「自然と調和するまちづくり」を基本理念に掲げ、持続可能な環境づくりを重視しています。長期ビジョン「GROUP VISION 2030」においても、環境経営を重要な方針として掲げ、地域や施設への愛着を育むような取り組みを進めています。
表彰式の様子
2024年12月20日には東京都内で表彰式が開催され、当社のサステナビリティ推進部部長がトロフィーを受け取る様子が見られました。実行委員長である指出一正様からの祝辞もあり、環境問題やSDGsに関するトークセッションが行われました。このセッションでは、持続可能な社会を実現するためのさまざまな視点が共有され、参加者たちは熱心に聞き入っていました。
持続可能な取り組みの紹介
今回の受賞を受けて、当社の取り組みを振り返りたいと思います。環境経営を軸に、地域や社会との調和を目指す「ネイチャーポジティブ」なまちづくりを進めており、生物多様性の回復に向けた活動も活発に行っています。これにより、未来への持続可能な基盤を築いていくことを目指しています。
魅力的な地域づくりへ
当社は「ウエルビーイング」な地域を創出するために、自然環境の保護はもちろん、地域社会との協力やコミュニケーションを強化していく考えです。これにより、地域住民と訪問者がともに快適で豊かな暮らしを営むことができる環境を整えていきます。
次世代世代への受け継ぎ
東急不動産は、2050年までのカーボンニュートラル社会の実現を目指しています。再生可能エネルギーの導入を進め、自社でのエネルギー使用を100%再生可能なものに切り替える取り組みも行っています。特に2022年には、自社の事業所と保有施設の電力を再生可能エネルギーに切り替え、2024年にはRE100を達成しました。
このように、東急不動産ホールディングスは、持続可能な社会の実現を目指し、環境経営と地域社会との共生を大切にしながら、今後もさまざまな取り組みを続けてまいります。地域とともに成長し、未来を見据えたまちづくりを実現するために、努力を惜しまず進んでいきます。
SDGsの理念に賛同し、共に歩む仲間を募集する活動も進めており、地域の皆さんとともに新たな挑戦をしていきたく思います。これからも、「ウエルビーイング」の理念に基づくまちづくりを推進し、多くの人々に親しまれる地域を育てていきたいと考えています。