陶板展の魅力
2026-01-22 11:19:42

横山美術館の企画展「色褪せない日本の美陶板展」を訪れて

横山美術館の「色褪せない日本の美陶板展」



愛知県名古屋市に位置する横山美術館で、2026年1月23日から5月10日までの期間中に開催される企画展「色褪せない日本の美陶板展」では、日本の陶板美術の魅力を余すことなく体験することができます。この展覧会は、陶板の美しさとその背後に隠された技術や歴史を深く知る貴重な機会です。

陶板の歴史とその魅力



陶板は、古くからヨーロッパで絵皿を壁に飾る伝統があり、18世紀には実際に陶磁器に絵を描く技術が発展しました。この展示会では、そうした陶板の魅力を日本の文脈で再確認します。陶板は、時間が経っても色が褪せることがないため、長い間楽しむことができ、明治時代には日本でも輸出用として多く制作されました。特に、名工である三代加藤善治が生み出した磁器の陶板は、平滑で薄い作りが高く評価されています。

展示作品の見どころ



企画展で展示される作品の中には、誰もが楽しめる美術品が多く存在します。例えば、大出東皐による「染付遊兎図衝立」(明治時代前期)や、三代加藤善治が手がけた「上絵鶉図陶板」など、明治・大正時代に制作された作品が多数並びます。これらの作品は、海外の人々にも愛された美しさを持ち、半永久的に楽しむことができます。

制作技術の素晴らしさ



特に注目したいのが、陶板制作における技術の進化です。明治時代に入ると、瀬戸焼で知られる地域では、輸出用陶板の制作が流行しました。三代加藤善治は、3〜5mmという薄さでありながら、バランスよく整った形を持つ陶板の制作に成功しました。彼の作品は、周りの観賞者を驚かせるほどの精巧さを持っています。

展示されている「上絵武者図陶板」や「染付南天雀図陶板」などは、その技術の細部にわたる工夫や、陶板表面の質感を感じ取ることができる貴重な作品です。

開催概要と関連イベント



「色褪せない日本の美陶板展」は、横山美術館の開館時間内にいつでも見ることができるため、気軽に訪れることができます。一般入館料は1,000円で、20名以上の団体は割引料金が適用されます。また、毎週月曜日は休館日ですが、祝日には営業を行っています。

さらに、この展示に関連するイベントとして、3月15日には「板物づくり名人三代 加藤善治」に関する講演会が開催されます。参加費は入館料のみで、事前申し込みが必要です。その他にも、学芸員によるギャラリートークも開催され、展覧会の解説を聞くことができます。詳細は美術館の公式ウェブサイトで確認してください。

陶板の世界への誘い



この「色褪せない日本の美陶板展」は、ただの展示にとどまらず、日本の陶磁器文化について深く学び、触れることのできる貴重な場です。陶板の持つ美しさを堪能し、時を超えた魅力に触れてみてはいかがでしょうか。美術館でのひと時が、皆様にとって特別な体験となることを願います。


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