出社とフルリモートの比較
2026-04-09 16:50:44

出社とフルリモート勤務で心身の負担に違いは?調査結果を分析

リモートワークと出社の心身の影響を探る



株式会社LASSICが運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」による調査において、出社とフルリモート勤務の心身への負担に焦点を当てた結果が発表されました。この研究は、全国の20〜60代のリモートワーク経験者1,009名を対象に行われ、職場の人間関係がもたらすストレス要因や、勤務形態による価値観の変化について明らかにしています。

調査の概要と目的


本調査の目的は、リモートワークと出社の違いが心身に与える影響を明確にすることです。具体的には、職場環境に関する不調の要因を洗い出し、それがどのように心の健康に影響を及ぼすのかを分析しました。特に注目された点は、孤立感や監視感といった気持ちの変化です。

主な調査結果


調査の結果、職場での心身の不調の原因として最も顕著に上がったのは「必要なコミュニケーションが取りづらく孤立感を感じること」(22.2%)でした。この結果は、特に出社の頻度が低いフルリモート勤務の人において顕著で、淋しさや不安を感じやすいことが分かります。

特にフルリモート層では、心身の不調の要因として「一人で集中し自分のペースを大切にしたくなった」という意識が強まり、41.9%もの人がそのように感じると答えました。これに対し、フル出社層では33.1%と、18.8ポイントの差がありました。

職場のコミュニケーションと心身の不調


調査では、孤立感の他にも、「上司からの監視感」(20.4%)や「派閥や人間関係の複雑さ」(20.3%)も上位に挙げられました。特にフル出社勤務の人々は、部署内での情報共有が滞ることに対するストレスが24.6%と高く、対人ストレスが心に与える影響に警鐘を鳴らしています。

対照的に、フルリモート勤務の人はテキストコミュニケーションでの誤解を19.3%の人が問題視しています。デジタルだけのやりとりがもたらす誤解の可能性が高まる中、これをどう乗り越えていくかが課題です。

働き方に対する価値観の変化


リモートワークを経験したことによる価値観の変化についても調査が行われました。「一人で集中し、自分のペースを大切にしたいと思うようになった」という回答が39.0%、それに続いて「仕事と私生活のバランスを自分で整えたいと考えるようになった」が35.4%となっています。リモート勤務が普及する中で、個々の働き方への意識の変化は重要なポイントです。

また、男女別に見ても、女性が「主体的にWLBを意識するようになった」という回答が39.1%で、男性の31.8%を上回りました。このデータは、リモート勤務が男女の働き方にも影響を与えていることを示しています。

結論


今回の調査からは、出社とフルリモート勤務では、心身への影響や価値観の変化に明確な違いがあることが分かりました。孤立感や情報共有の滞りといった課題は、今後の働き方を考えていく上で重要なテーマとなります。リモートワークが普及する現在、心の健康を保ちながら仕事を続けていくために、企業や個人の取り組みが求められています。


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