サステナブルな食品素材が集結した「ifia JAPAN 2025」の魅力
2025年5月、東京ビッグサイトで開催された「ifia JAPAN 2025」は、第30回の国際食品素材/添加物展・会議として多くの注目を集めました。このイベントにおいて、昭光通商株式会社がブースを設け、サステナブルな食品素材を多数紹介しました。来場者数は昨年に比べて約2倍となり、業界の関心の高さを示しました。
昭光通商について
昭光通商は、東京都港区に本社を置く総合商社で、化学品や合成樹脂、金属、セラミックスなど多様な素材を扱っています。その中でも食品分野では、メーカーとの強固なパートナーシップを生かして、さまざまな食品素材を取り扱っており、サステナブルな製品開発にも力を入れています。
見どころ満載のサステナブル食品素材
Lallemandの酵母・酵母エキス
まず紹介したのは、カナダの世界最大の酵母メーカー、Lallemand社が提供する酵母・酵母エキスです。これは80%以上のタンパク質を含み、アレルゲンフリーかつアニマルフリーという特徴を持っています。天然系調味料として、うま味やコク味を付与する役割でも使用され、医薬品やバイオケミカル分野にも適しています。
Borregaardのバニリン
次に、樹木由来のバニラ様香料、Borregaard社のバニリンに注目しましょう。この素材は、原油から合成されたバニリンと比べて二酸化炭素の排出量を90%削減することができる、非常にサステナブルな製品です。チョコレートやケーキなど、幅広いお菓子に使用されています。
EMERALDのフェヌグリーク
また、EMERALD社が提供するフェヌグリーク種子粉末「Canafen®」も見逃せません。地中海原産のこのスパイスは、インド料理だけでなくさまざまな料理にも使われ、特にその機能的な特性から多くの食品添加物の代替品として利用されることが期待されています。
ケロッグシリアル
最後に、家庭でもなじみの深いケロッグシリアルシリーズも紹介されました。このシリアルは、穀物の専門家であるケロッグ社が提供しており、その自然な栄養を引き出す手法で健康的な食生活をサポートします。コレステロールフリーなので、製菓や製パン、スイーツなど多様な用途に適しています。
出展の成果と今後の展望
「ifia JAPAN 2025」における昭光通商のブースにおいては、食品メーカーからの関心が寄せられ、出展が成功を収めました。今後ますます重要視されるサステナブルな食品素材の取り組みは、食品業界の発展に寄与することでしょう。
問い合わせ先
各種食品原材料に関するお問い合わせは、昭光通商の公式Webサイトからご確認いただけます。業界の最新動向や新たな製品開発に積極的に関与する昭光通商株式会社は、今後の展開にも大いに期待が寄せられています。