中小企業の生産性向上を支援するスター精機のロボットが補助金対象に

中小企業の省力化を後押しするスター精機のパレタイズロボット

中小企業の業務効率化に大きく貢献する新しい選択肢として、株式会社スター精機が提供するパレタイズロボットが、「中小企業省力化投資補助金（カタログ型）」の対象製品に登録されました。この補助金は特に、中小企業の生産性向上や経営改革を後押しすることを目指しています。

パレタイズロボットの特長

今回補助対象となったパレタイズロボットは、荷物の積み降ろしや仕分け作業を自動化するために設計されています。近年、増加し続ける人手不足や重作業による負担を軽減するための革新的設備として、このロボットの導入が期待されています。特に製造業や物流業の現場での活用が注目されており、業務の効率化を図るための有力な選択肢となっています。

補助金を利用することで、企業は導入にかかる初期費用の一部を補助してもらえるため、より少ない負担で省力化に取り組むことが可能です。また、スター精機は製品の提供に加えて、共同申請による手続きのサポートも行っており、初めて国の補助金制度を利用する企業でも安心して進められる体制を整えています。

低全高パレタイザー「PXTシリーズ」

特に注目すべきは、低全高パレタイザーPXTシリーズです。これにより、設置スペースが限られている現場でも自動化を図れるチャンスが広がります。基本機能として段ボール箱のパレット積みを自動化し、現場毎の特有の制約や積み付けパターンにも柔軟に対応できます。このように従来導入が難しかった工場や倉庫でも、スムーズに省力化を実現できるため非常に魅力的です。

具体的には、PXTシリーズには以下のモデルがあります：

- PXT-1220A（可搬重量：20Kg）
- PXT-1220+（可搬重量：20Kg）
- PXT-1235（可搬重量：35Kg）

各モデルの特長として、全高や全幅などの設計も考慮されており、様々な現場環境に適応します。特に、PXT-1235は25kgまでの重量物を扱え、効率的な作業が可能です。各モデルともに、平均的な処理能力は10箱/分という数値を達成しています。

スペースを有効活用した「PXLシリーズ」

次に紹介するのは、低全高マルチパレタイザーPXLシリーズです。自動化をあきらめていた高い天井のない工場に最適なコンパクト設計を実現しています。例えば、PXL-1535モデルは、多段積み対応ですが全高はわずか2,421mmで、設置場所を選びません。オプションを選ぶことで最大2,000mmまで積み付けが可能です。

効率的な動線を支える「PXWシリーズ」

限られた設置スペースでの効率的な動線を考慮したマルチストロークパレタイザーPXWシリーズも注目です。基礎工事を必要としないため、ユーザーは導入コストを抑えつつ、自由なスペースで柔軟な運用が可能です。PXWシリーズの各モデルは以下の通りです：

- PXW-1420（可搬重量：20Kg）
- PXW-1535（可搬重量：35Kg）
- PXW-1550（可搬重量：50Kg）

中小企業省力化投資補助金について

「中小企業省力化投資補助金（カタログ型）」は、中小企業分野での売上拡大や生産性向上を後押しすることを目的としています。この補助金は、特に人手不足に困っている中小企業にとって簡便かつ迅速な省力化投資を促進し、生産性の向上、付加価値の創出、そして賃上げに繋げることを狙っています。カタログに掲載された製品の中から選択し導入する方式で、申請から交付決定まで約1ヵ月とスピーディです。