VRで社会課題を体感
2025-05-09 12:00:51

大阪大学とクロスフィールズがVRシアターで社会課題を体感する新プログラムを発表

大阪大学とクロスフィールズが共同開発したVRシアタープログラム



大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)とNPO法人クロスフィールズが共同で開発したVRシアタープログラム「世界の暮らしを体感できる共同VRプログラム」が、この5月にお披露目されます。このプログラムは、大阪大学中之島センターに設置される共感VRシアターに向けて制作され、来場者が世界の異なる地域の暮らしを360度映像で体感できるという新しい試みです。

プログラムの背景



このプログラムは、「命を大切にし、一人一人が輝く社会」という大阪大学SSIのビジョンに基づき、試みられました。人々が社会課題に対する理解を深め、自分の目で見る経験を通じて、感情的な共鳴を育むことが目的です。具体的には、カンボジアやタンザニア、インドといった多様な国々の都市部や農村部での生活を仮想体験することができます。

体験の中身



体験者は、映像の中でまるでその地域にいるかのような臨場感を味わい、「感じる場」としてデザインされた360度映像空間で直接的な没入感を体感できます。このプログラムには大阪大学の学生たちも参加しており、彼らの声でのガイドが日本語と英語で行われます。社会課題に対する意識を高めるための問いかけも盛り込まれており、参加者は新たな気づきを得ることができるでしょう。

トークイベントの告知



プログラムの完成を祝して、5月15日(木)に大阪大学中之島センターでトークイベントが予定されています。タイトルは「社会課題の自分事化で”いのち輝く未来社会”をデザインする〜VRシアターでの世界の暮らし体感〜」です。社会課題についての知見を深める機会として、SSIの責任者である堂目卓生教授と、クロスフィールズの小沼大地代表理事が登壇します。参加者にとって、実際の体験へとつながる素晴らしい機会となるでしょう。

また、トークセッション後にはVRシアタープログラムの体験タイムも設けられ、より深くその世界を感じることができます。参加は無料で、定員は約50名なので、興味のある方は早めのお申し込みをお勧めします。視覚的な体験だけでなく、言葉を通じて議論もできるこのイベントは、全ての人々が参加できるスタイルです。

名称とお申し込み情報



イベントの名称は「社会課題の自分事化で”いのち輝く未来社会”をデザインする〜VRシアターでの世界の暮らし体感〜」で、日時は5月15日(木)の18:30から20:00まで。VRシアター体験会は20:00から30分行われます。参加申し込みは、公式URLより可能です。

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申し込みフォーム

まとめ



この新しいVRシアタープログラムは、人々に社会の現実を身近に感じてもらうための重要な一歩です。視覚も感情も刺激するこの体験を通じて、参加者一人一人が自らの立場をよりよく理解し、それが次の行動へとつながっていくことを期待しています。大阪におけるこの試みが、他の都市や地域に広がり、より多くの人々が共鳴し合うきっかけになればと思います。


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