新たなIT運用管理「AssetView Cloud ＋」のリスク検知機能が登場

新ブランド「AssetView Cloud ＋」の新オプション『リスク検知』

株式会社ハンモック（東京・新宿）から、新ブランド「AssetView Cloud ＋」に新オプション『リスク検知』が登場しました。これにより、IT運用管理の新たな可能性が広がります。

「リスク検知」の特徴

新オプション「リスク検知」は、PCの操作ログを活用し、情報漏洩や内部不正の兆候をスコアリングして視覚化します。この機能により専門知識がない人でも簡単に導入でき、既存のログを有効活用することで、コストを抑えつつリスク管理を強化できます。

情報セキュリティの脅威

独立行政法人情報処理推進機構（IPA）による「情報セキュリティ10大脅威」では、10年間連続で「内部不正による情報漏洩」がランクインしています。テレワークの普及などにより、従業員の操作状況を把握することが難しくなっており、リスク管理の重要性はますます増しています。膨大なログを単に蓄積するだけでなく、リスクの兆候を早期に把握する仕組みが求められています。

効率的なリスク分析

「リスク検知」は、PC操作ログをルールに基づいて解析し、操作のリスクをスコアリングします。ダッシュボードでは、操作別や日次・週次・月次の集計が可能で、リスクの高い操作を素早く把握することができます。これにより、組織全体の操作リスクを複数の視点から確認し、リスク傾向を把握することが可能です。

情報漏洩リスクの早期発見

特にテレワーク環境下では、不正アクセスの兆候や、退職予定者による重要情報の持ち出し、大量印刷や外部ストレージの利用など、高リスクな操作を早期に検知します。こうした機能は、従業員の操作がもたらす情報漏洩リスクを未然に防ぐために有効です。現在、ベータ版として提供されているこの機能は、利用状況に応じて改善を進めていく予定です。

AssetView Cloud ＋の背景

「AssetView Cloud ＋」は、情報システム担当者が管理業務を最小限のリソースで効率的に実施できるように設計された運用管理ツールです。従来のデバイス中心の管理ではなく、「ヒト」を中心に情報資産やIT資産、SaaSを管理する新しいアプローチが特徴です。操作性とわかりやすさを向上させた管理コンソールにより、ユーザーはコストを削減しながら、効果的なセキュリティ対策を実現できます。

ハンモックについて

ハンモックは、法人向けのソフトウェアメーカーで、「テクノロジーの力で未来をつくる新しい体験を提供し、ひとりひとりが輝く社会へ」を企業の理念とします。顧客のニーズに応え、必要な機能を高速かつ高品質で提供することを追求しています。詳細については、ハンモックの公式サイト（hammock.jp）をご覧ください。