エヴァーラストが8年ぶりにニューアルバムをリリース
グラミー賞を受賞したアーティスト、EVERLAST(エヴァーラスト)が、実に8年ぶりとなるニューアルバム『Embers to Ashes』をリリースしました。彼はRHYME SYNDICATEやHOUSE OF PAINのメンバーとしても知られており、その音楽キャリアは多岐にわたります。この新作は、彼が自身のレーベルMartyr Inc Recordsとともに、Thirty TigersやRegime Music Groupとパートナーシップを結んで制作されました。
アルバムに込められたメッセージ
『Embers to Ashes』には、アメリカーナやブルージーなルーツ・ロックを基にした楽曲が収録されており、人生のさまざまな出来事と、それによって得られた教訓が盛り込まれています。「起こることはすべて必然である」「これもまた過ぎ去る」というエヴァーラストの理念が、アルバム全体を貫くテーマとして反映されています。彼はここ10年の間に、ウールジー山火事での自宅焼失やパンデミック、離婚など、数々の激動を経験してきました。
Yelawolfとのコラボ
このアルバムの制作は、2015年にベルリンでのYelawolfのライブを訪れたエヴァーラストが「いつか君のアルバムをプロデュースしたい」と言われたことから始まりました。10年後、ナッシュビルで二人が再会し、遂にこのプロジェクトが実現しました。Yelawolfはプロデューサーとして、また他のアーティストとのコラボも支えました。
シングルのリリース
アルバムからは新シングル「Mistaken Identity」もリリースされ、Yelawolfをフィーチャーしたミュージックビデオも公開されています。また、先行シングル「Losing Man's Game」では、世代を超えたアーティストたちと共演し、「壊れてしまった状態には、ある種の自由がある」というメッセージが表現されています。
様々な楽曲が収録
『Embers to Ashes』には、失恋による痛みや怒り、そして感情の麻痺をテーマにした「Love Don't Heal」や「Broken Heart for Hire」なども収録されています。また、殺人を題材にしたストーリー性のある「Never Coming Home」や、社会問題に目を向けた「Rubber Bullets」なども存在し、エヴァーラスト自身の物語が深く描かれています。
豊かな変遷と成長
アルバムには、自己の過去を振り返る「1987」や、困難な時期を経ていく姿を描くタイトル曲「Embers to Ashes」などが収録されています。これらの楽曲からは、エヴァーラスト自身の成長と、社会が抱える痛みの反映を感じることができます。
ツアー計画
エヴァーラストは今年の夏、ツアーを計画しています。7月9日にはカナダ・カルガリーのCalgary Stampedeでの出演が決定しており、9月19日にはコロラド州モリソンのRed Rocks、9月25日はメリーランド州オーシャンシティのOceans Calling Festivalに出演予定です。
この新作『Embers to Ashes』は、エヴァーラストの音楽キャリアにおける新たな一章を綴る重要な作品です。彼の豊かな感受性と、音楽に対する探求が詰まった本作を是非お楽しみください。