立命館大学とユナイテッドアローズの共創プロジェクト
立命館大学は、2025年に創立125周年を迎えるにあたり、多彩なプロジェクトを進めています。その一環として、株式会社ユナイテッドアローズとのコラボレーションが実現しました。このプロジェクトでは、学生たちの視点を活かし、サステナブルなアイテムを共同で制作。その一部は、立命館大学生協とオンラインショップで10月20日から販売されます。
学生と企業の共創によるサステナブルなアイテム
今回の共創プロジェクトでは、ユナイテッドアローズが持つ残反生地を有効活用し、大学生の日常に寄り添うバッグ、バケットハット、ブックカバーの3種類を開発しました。学生たちは商品の企画から販売までのプロセスに深く関与し、実践的な学びを得ることができました。これにより、ファッション業界が抱える環境課題に一緒に向き合い、持続可能な解決策を模索する良い機会となったのです。
アイテムの紹介
バッグ
バッグは、英国の高級シャツメーカーからの余剰生地を使っており、カラーはブルーストライプとピンクの2種類です。自転車通学の学生にも配慮し、斜め掛けができるよう肩ひもを長めに設定しています。内ポケットの追加や色の工夫も施され、実用性とデザイン性を兼ね備えています。
バケットハット
このハットは、メンズスーツ用の生地から制作され、ピンストライプが特徴的です。デザインは大人っぽさを意識しており、普段使いでもおしゃれに決まります。
ブックカバー
ブックカバーは、もともとはウィメンズウェア用の生地を使用し、「RITSUMEIKAN」の文字を厚塗りのシルクスクリーンで表現。カラーバリエーションも学生の感性を反映したものです。
これらのアイテムは、立命館大学の生協ショップおよびオンラインショップで購入可能ですが、ユナイテッドアローズ各店舗やオンラインストアでの取り扱いはありません。
立命館大学の理念
立命館大学は、1869年に設立された私塾「立命館」を起源とし、現在は多くの学部と研究科を持つ総合大学です。建学の精神「自由と清新」を大切にし、常に時代の先端を走ることを目指しています。このプロジェクトもその理念の一環として位置づけられています。
ユナイテッドアローズの理念
一方、ユナイテッドアローズは、「豊かさ・上質感」をテーマにしたライフスタイルを提案するセレクトショップです。日本の文化と西洋の伝統を融合させた製品を取り揃え、良質な接客やサービスを提供しています。
おわりに
立命館大学とユナイテッドアローズの勇気ある挑戦は、学生たちにとって新たな学びの場を提供し、持続可能な未来への一歩となっています。サステナブルなアイテムを通じて、環境への配慮を実感できる素敵な機会をみなさんもぜひ楽しんでみてください。