文京学院大学が新たな特撮映画を制作!
文京学院大学経営学部の公野研究室による新たなプロジェクトが発表されました。学生24名が参加する青春特撮バトル映画『ヴァリドマン』が2025年度に劇場公開されることに!この映画の制作は、夢を実現するために入学した学生によるもので、彼の情熱が引き金となり、他の仲間たちの協力を得て形になりました。
『ヴァリドマン』の物語
本作の主人公は大学生のミク。彼女の物語は、父の火葬が行われた日から始まります。その日に、アルバイト先で着ぐるみのカッタンと文京区を巡り、実はその中に封印された古代ムー大陸人が隠れていることを知ります。カッタンは、ミクに対し、凶暴な激獣タイフーと戦うために巨大ヒーロー・ヴァリドマンになるよう頼みます。
彼女の冒険には、声優の杉田智和がカッタン役で出演し、主役のミクは俳優の北澤実佳が演じます。また、ヒト妖怪のオゴメ役に神代知衣、姑獲鳥役には富樫未来が名を連ねています。特報映像はすでに公野研究室の公式YouTubeチャンネルで公開されており、興味をそそる内容となっています。
特報動画はこちらから
制作背景と公野教授の活躍
本作は、経営学部の公野勉教授が監督・脚本を担当しています。公野教授は、円谷プロダクションに入社後、さまざまな映画関連の企業での経験を経て、文京学院大学で後進の指導に尽力してきました。彼は、映画やアニメーション、舞台といった多岐にわたるコンテンツの制作において、革新的なアイディアを持つ指導者です。
公野研究室では、映画制作に関するさまざまな実践や理論を学び、学生たちがそれを実際のプロジェクトに活かしています。『ヴァリドマン』は、学生たちの情熱と努力の結晶として、制作が進められています。特に、怪獣映画に強い情熱を抱く学生が中心となり、その夢を実現するために取り組んできました。
制作の苦労と喜び
特技監督を務めた小林律貴(文京学院大学大学院経営学研究科2年)は、制作を通じてさまざまな経験を積んだと語っています。「撮影から編集、美術制作など、すべてが初めてのことでしたが、理想とのギャップや技術面の難しさに直面しながらも、公野先生や仲間たちの支えを受けて全力で取り組んできました」と彼は述べています。
この作品『ヴァリドマン』は、特撮を愛する彼らの夢を実現する一環として、多くの人に見てもらいたいという思いが込められています。
未来への挑戦
『ヴァリドマン』は、制作開始から多くの勉強と試行錯誤の連続でしたが、2025年度には正式に劇場で公開される予定です。文京学院大学の学生たちが生み出す特撮映画がどのような反響を呼ぶのか、今から待ち遠しい限りです。公開を楽しみにしているファンにとって、彼らの努力と情熱がどのような形で作品に結実するのか注目です。