新施設「inno-base TOKYO-OSHIAGE」の開設
プロロジスは、東京都墨田区押上に新たなインキュベーション施設である「inno-base TOKYO-OSHIAGE」を開設しました。この施設は、物流不動産として業界をリードするプロロジスが手がけており、都市型物流施設「プロロジスアーバン東京押上1」の一部として設置されています。これにより、プロロジスは茨城県つくば市に続き、東京エリアにも拠点を持つことになります。
施設の特徴と入居者メリット
「inno-base TOKYO-OSHIAGE」では、入居企業がシェアオフィスや専用ブースの利用が可能となります。また、つくばとの連携も強化されており、様々な実証実験を行えるエリアやシェア倉庫も併せて活用できる点が特徴です。これは、特に新しいビジネスを模索するスタートアップ企業にとって、大きな魅力となるでしょう。
大手企業とのコラボレーション
この新施設の開設は、インキュベーション施設への需要拡大を受けたものです。昨年開設した「inno-base TSUKUBA」では、1年半という短期間で首都圏のスタートアップ企業10社が入居し、著しい成果を上げています。さらに、来年8月には、入居企業が自動フォークリフトの開発を行う株式会社ハクオウロボティクスとの業務提携も発表されており、今後の展開が期待されます。
支援エリアの全国展開
「inno-base TOKYO-OSHIAGE」では、支援する企業の拠点エリアを東京都心にとどまらず、全国に広げることが目指されています。これは、最新技術の実証実験や新製品の市場検証など、さまざまなビジネスニーズに応えられる環境を整えるための重要なステップです。運営面では、起業支援のプロフェッショナル集団である株式会社ツクリエが支援し、豊富な経験を活かしてサポートが行われます。
プレイベントの開催
新施設の開設を記念して、2月13日(木)には「墨田区産業共創施設 SUMIDA INNOVATION CORE」でプレイベントが開催されます。このイベントは、物流業界の最新事情を知る良い機会であり、多様な参加者が集まる予定です。大手企業やスタートアップ、投資家などが最新の業界動向について情報共有を行います。イベントに参加希望の方は、事前に申込フォームで手続きを行う必要があります。
申し込みリンク
参加を希望する方は、下記のリンクより申し込みを行ってください。
プレオープンイベント申込フォーム(無料)
この新しいインキュベーション施設の設立は、東京エリアにおける物流業界の更なる発展を促進するものと期待されています。プロロジスの再構築に触れることで、地域のスタートアップ企業はもちろん、業界全体の活性化にも寄与するでしょう。