現場帳票システム「i-Reporter」とFUJIFILM IWproが連携開始

現場帳票システム「i-Reporter」と「FUJIFILM IWpro」の連携が実現

株式会社シムトップスが提供する「i-Reporter」と、富士フイルムビジネスイノベーションの「FUJIFILM IWpro」が無償での連携機能を開始しました。これにより、現場で利用される帳票がより効率的に管理できる体制が整いました。

i-Reporterとは?

「i-Reporter」は、現場作業の帳票を電子化し、デジタルでの管理を可能にするシステムです。全体で約4000社、20万人以上が利用する国内シェアNo.1を誇り、紙の帳票をそのままタブレットに取り込むことができるため、現場の作業者でも簡単に使えます。プログラミングの知識が無くてもノーコードで編集・作成ができるため、導入の敷居が低いのも特徴です。

FUJIFILM IWproの魅力

FUJIFILM IWproは、文書管理に特化したクラウドサービスです。文書の自動取り込みや仕分け、出力まで、多岐にわたって業務のデジタル化を手助けします。これにより、円滑な情報の管理と共有が実現でき、業務のDX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させることが可能です。

連携の具体的な機能

連携により、i-Reporterで作成された作業日報や検査成績書など、様々な帳票が自動的にFUJIFILM IWproの文書管理システムに登録されることができます。ここで特に便利なのが、現場帳票に記載された顧客名や製品名に応じて、ファイルが各フォルダに仕分けられる仕組みです。これにより、現場での作業負担が大幅に軽減され、効率的な情報管理が実現します。

具体的なユースケース

例えば、複数の作業工程で発生する帳票を一つにまとめるのは、従来非常に手間がかかっていました。i-Reporterを使用すれば、設計部門からの図面や営業部門が管理する注文書などを、受注番号や製番ごとに集約し、顧客ごとに保管できます。これにより、必要な情報を瞬時に確認できるようになっています。

監査や品質問題が発生した際にも、過去の帳票を迅速に検索できる点が大いに役立ちます。顧客名や製品名、記録時期などの条件から必要な帳票を即座に見つけ出すことができます。

ユーザーの声

富士フイルムビジネスイノベーションのマーケティング部長、瀧澤基氏は、「この連携により、お客様の業務プロセスがシームレスに繋がり、情報の一元管理とその活用が促進されることを期待しています」とコメントしています。シムトップスとのパートナーシップにより、業務効率や生産性の向上を目指しています。

終わりに

現場帳票の電子化を実現する「i-Reporter」と、クラウドによる業務管理のための「FUJIFILM IWpro」の連携は、これからのビジネスにおいて重要なステップとなるでしょう。業務のDXを進めるために、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。これにより、作業の効率化やトレーサビリティの向上が図れ、さらなる業務成績向上につながることが期待されます。