キヤノンのMR技術で競馬の魅力を体感！JRA競馬博物館の新展示

競馬ファン必見！新たな体験型展示「ジョッキー図鑑」

2025年の秋が待ち遠しい。東京府中市に位置するJRA競馬博物館では、2025年10月4日から12月28日までの期間、キヤノンの混合現実技術「MREAL」を駆使した新たな体験型展示「ジョッキー図鑑」が開催されます。この展示では、人気ジョッキーの一人、川田将雅騎手が3DCGで登場し、ジョッキーの技術やこだわりをリアルに体感することができます。

MRシステム「MREAL」の魅力

キヤノンのMR（Mixed Reality）システムである「MREAL」は、現実とコンピュータ生成の映像をシームレスに融合する技術です。このシステムを用いることで、参加者は自由な視点から騎手の技を間近で見ることができ、実際のレースさながらの感覚を味わえます。装着するディスプレイ「MREAL X1」は、広視野角モデルで、キヤノンの先進的な光学技術が光ります。

体験内容の詳細

展示において川田騎手は、自身がこだわる装具や専門的なムチ捌きについて解説を行い、さらにはその技術を駆使したデモンストレーションも行います。参加者は、まるでレースの真っ只中にいるかのような臨場感を体感できることでしょう。

所要時間は約5分、通常2名まで同時に体験が可能です。ただし、3D映像コンテンツのため、年齢制限が設けられていますのでご注意ください。関連情報は、JRA公式X（旧Twitter）でも随時更新されています。

JRA競馬博物館の魅力

JRA競馬博物館では、その他にも競馬に関するさまざまな展示が行われており、競馬ファンにはたまらない聖地とも言える場所です。特に、近年ではレース中の騎手目線を体感できるジョッキーカメラや、馬の位置をリアルタイムで表示するトラッキングシステムも導入され、よりリアルな映像体験を提供しています。

展示運営の背景

この特別展示は、キヤノングループが一貫して企画・運営を手掛けており、特にキヤノンITソリューションズが展示環境の構築を担当しています。JRA映像プロデュース室の上席調査役である鶴岡史隆氏は、MREALシステムを採用した理由について「現実世界の映像とCGが見事に重ね合わさり、非常に高い臨場感を味わえる体験であることに感銘を受けた」と述べています。

さて、この展示が競馬ファンに新たな魅力を提供し、多くの人々に楽しんでもらえることを期待しています。競馬の世界に興味がある方は、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。体験型展示「ジョッキー図鑑」は、あなたを競馬の魅力へと誘うこと間違いなしです。

川田将雅騎手の魅力

川田将雅騎手は、競馬界のスターとして知られ、1985年に佐賀県で生まれました。騎手一家に育ちながら、2004年にJRAの騎手デビューを果たし、累計2,192勝、重賞147勝を達成してきました。
JRAのトップジョッキーの一人として、2022年には最多勝利を挙げ、史上4人目となるJRA騎手大賞も受賞。彼の卓越した技術と情熱は、観客を魅了し続けています。競馬の新たな魅力を発見できるこの展示に、ぜひ足を運んでみてください！