立春のうつわ市で出会う、萬古焼の魅力とパラスパレスの世界

立春のうつわ市で発見する萬古焼の魅力

日本の伝統工芸品、萬古焼を愛でる絶好の機会が訪れます。2025年2月1日(土)から2月9日(日)まで、吉祥寺パルコ内にあるパラスパレスで「立春のうつわ市」が開催されます。パラスパレスは、日本のものづくりを重んじるブランドとして知られていますが、今回のイベントでは特に注目すべき萬古焼の器たちが多数展示される予定です。

萬古焼の魅力

萬古焼とは、三重県四日市市で伝統的に作られている陶器で、特にその耐熱性や多彩な形状に定評があります。普段使いからおもてなしまで幅広く活用できる萬古焼は、日本の食文化に深く根付いています。パラスパレスの視点で選び抜かれたこれらの器は、デザイナー自らが厳選したものであり、それぞれに物語があるのも魅力です。

手びねりの美しさ

イベントでは、手びねりで作られた急須など、手仕事の温もりを感じることができるうつわが数多く並びます。特に注目すべきは、萬古焼ならではの紫泥急須です。この急須は、お茶の渋みを和らげる特性を持ち、旨みを引き出す設計になっています。使うほどに色艶が増し、愛着が湧くこと間違いなしです。

ユニークなうつわたち

また、手のひらに収まる土鍋型の小鉢や、お江戸名物の柳川皿など、日常の食卓を彩る器たちもあり、特に柳川皿は直火で調理できる優れた逸品。どじょう以外にも目玉焼きなど様々な料理に対応できます。さらに、四日市市の有形民俗文化財を模した「大入道」の貯金箱も登場し、貯金をする楽しみを再発見できます。

立春のうつわ市の詳細

開催期間は2025年の2月1日から9日まで、営業時間は午前10時から午後8時まで。吉祥寺パルコの営業時間に準じているため、計画的に訪れやすいでしょう。日常使いに適した器から、贈り物にも最適な逸品まで、幅広いラインナップが取り揃えられています。

パラスパレスの理念

パラスパレスは1998年に設立され、「人の手が作り出す繊細で柔らかな味わいを大切に」し、ファッションを通じて日本の美を伝えることを目指しています。日本製を主軸とする商品は、着心地やシルエットにもこだわりが見られ、オリジナルの風呂敷に包まれて提供される点も特別感があります。公式サイトもぜひチェックしてみてください。