静岡でプラモデルの魅力を発見！新工場とイベント満載の秋のホビー特集

静岡でプラモデルの魅力を発見！

静岡市は日本のプラモデル市場の中心地であり、約80％のシェアを誇る「ホビーのまち」です。ここでは、プラモデル生産の新たな拠点となるバンダイホビーセンター PDIIが2023年9月2日にオープンし、プラモデルの生産過程を学び、体験できるミュージアムが設立されました。この新しいミュージアムは、見て、学んで、体験できる三つの要素を組み合わせた新たな観光スポットとして注目されています。

新しい体験の場「BANDAI HOBBY CENTER PLAMO DESIGN INDUSTRIAL INSTITUTE MUSEUM」

新工場の見学はもちろん、来館者が“プラモデザイナー”となり、自分だけのプラモデルを制作する体験も可能です。講師の指導のもと、タッチパネルを使ってプラモデルの形状や配色を選び、そのデザインを基にしたオリジナルのパッケージを作成することができ、手がけたデザインのパッケージを持ち帰ることができます。この体験は、未来のモデラーたちにとって貴重な機会となるでしょう。

盛り上がるプラモデルイベント

2023年8月30日、31日の2日間には、日本初となる高校生向けの「全国プラモデル選手権大会」が開催され、多くの高校生が参加する見込みです。この大会では、出場者が自らの技術と情熱を競い合い、審査員による評価と一般来場者投票が行われます。昨年は25校が出場し、今年はさらに多くの高校からの参加を期待しています。

また、同時期に「清水ホビーショー」も開催され、タミヤ、バンダイなどの静岡の代表的な模型メーカーが集結。このイベントでは、親子で参加できる模型工作コーナーやポピュラーなRCカー操縦体験が楽しめるため、家族連れにも大変人気です。

静岡ならではの魅力を体験できるスポット

静岡市内には「静岡ホビースクエア」や「駿府の工房匠宿」など、プラモデルや工芸体験を楽しめるスポットが多数点在しています。「静岡ホビースクエア」では、地元の模型メーカーの製品や伝統工芸品が展示されており、静岡の豊かな文化を体験できます。また、「駿府の工房匠宿」では、歴史ある工芸技術を学ぶことも可能です。