持続可能な航空燃料に関する法的課題を深堀りするセミナー開催

持続可能な航空燃料（SAF）は、環境に優しいエネルギー源として注目を集めており、特に航空業界での脱炭素化に貢献する期待が高まっています。2025年5月26日、JPI（日本計画研究所）が主催するセミナーにて、SAFの現状や関連する法的課題について深く掘り下げていきます。このセミナーでは、パートナー弁護士の深津功二氏を講師として招き、航空業界における脱炭素化の現況とそのための法制度についての詳細な解説が行われます。

セミナーの概要

このセミナーでは、まずSAFとは何かという基本的な概念から始まり、EU、英国、米国の各国における法制度の概要を検討します。また、日本の航空法、エネルギー供給構造高度化法といった具体的な法律についても触れ、航空業界の取り組みや廃食用油の回収と廃棄物処理法にも光を当てていきます。

さらに、国際民間航空機関（ICAO）のルールや、脱炭素化のために導入が進む排出量取引制度についても詳しく説明が行われ、具体的にはEU-ETS（排出量取引制度）及び、日本が導入を目指すGX-ETSについても学ぶことができます。

特徴的な交流機会

このセミナーの魅力のひとつは終了後に用意された名刺交換会です。参加者同士、講師とのネットワーキングの場を提供しており、将来的なビジネス機会を見つける素晴らしいチャンスとなります。法律事務所の方はご遠慮いただく必要がありますが、他の業種の方々との交流には絶好の機会です。

受講方法と詳細

セミナーは会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信から選ぶことができ、参加者は自分の都合に合わせた方法で参加できます。受講料は個別の場合37,610円（税込）で、複数名の同時申し込みでは割引もあり、地方公共団体の方には特別料金も用意されています。セミナー終了後には講師への質問の機会も提供され、参加者同士の意見交換や事業拡大に役立つ場を設けています。