関西キッズ機器展でユニークな製品を紹介！医療的ケア児向けの新商品販売

医療的ケア児支援の未来を築く関西キッズ機器展の開催

2025年11月29日から30日にかけて、大阪南港のATCエイジレスセンターで「第6回関西キッズ機器展」が行われました。この展覧会では、特に医療的ケアを必要とする子どもたちに寄り添った製品が展示され、多くの来場者が訪れました。出展者の一つとして、日本山村硝子株式会社と「ファミケア」を運営する株式会社NEWSTAが共同で出展し、医療・介護製品の紹介と販売を行いました。

新製品『パウチ専用コネクタ』が人気を集める

展示会の目玉は、NEWSTAとの共創プロジェクトで開発された新製品「パウチ専用コネクタ」でした。この製品は、医療的ケアを受ける子どもたちの日常をよりスムーズにサポートするために設計されています。予約販売を行ったところ、用意されていた数量がすぐに完売。製品は2026年1月より順次発送される予定です。また、他にも「ぴったりトロミがつくカップ」や「シロップぴったりシロピィ」といった人気商品も披露され、来場者から高い関心を集めました。

来場者からの貴重な声を反映

今回の展示会では、来場者を対象に「日常の育児の中での困りごと」に関するアンケート調査も実施しました。66件の有効回答が寄せられ、「外出・移動」「食事」「入浴・衛生」に関する問題が多く挙げられました。特に「食事」に関するニーズは重要で、今後の製品開発におけるキーとなる意見として活用されます。このフィードバックを基に、両社は共創プロジェクト「#これがあればたすかる！みんなでつくるプロジェクト」を拡大し、さらなる支援の幅を広げていく方針です。